宇都宮のケーズデンキでオイル上村が実演販売していた

ごきげんよう

今回はケーズデンキのインターパーク宇都宮店に行った際に何故かビンゴカードを渡され、
階段を登った先にはオイル上村なるWAHAHA本舗の芸人がおりましたとさ。
オイル上村の楽しいトークとiPad miniの実演販売に加えて、ビンゴ大会をしていました。
ビンゴ大会ではビンゴになった人が電気ケトルや水筒を貰っていましたよ。
また、ケーズデンキさんが「ビンゴゲームに参加した方限定」で
iPad miniを含むA,Bセットを特別特価で人々を惹きつけていましたとさ。
iPad mini破格のお値段に皆さん驚きでしたよ。私もあそこまで値下げるとは思っていませんでした。
ビンゴにはならず、iPad miniのセットは買いませんでしたが、サインは貰いました。
おしまい

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ふざけたまとめは終わりにして本題に入ろうか。

これ以降、少々毒があるかもしれないが相手方は営利企業・芸人なので「こういう形で利益を出している」のだろうという事として読んで貰いたい。
一般消費者に対してはこういう事もあるので今後の参考にしていただきたい。

今回兄夫婦の「PCを買うから一緒に来てくれ」という要請にて久しぶりに家電量販店に行った。
そして、冒頭に記載しているように何故かビンゴカードを渡され、強制的にオイル上村なる若手っぽい芸人の実演販売+ビンゴゲームに参加したということである。
彼はビンゴゲームに行く前に申し訳なさそうにiPad miniの実演をする。
因みにオイル上村の一連のやりとりの中では面白そうに見える場面は無かった。
芸人なら、集まった人を惹きつける技を使ってこの実演販売を盛り上げていただきたかった。
名前を売るチャンスとしては勿体無い。

また、iPad miniでElfYourselfをアプリで紹介し、参加した少女の顔を用いて実演していました。
ここまででいい感じにiPad miniに参加者を惹きつけ、「iPad miniを使うには一緒にこのルータも必要です」とさらりと大切なことを言っていた。

ここで今回のケーズデンキ担当者登場。特価商品を用意してくるというお言葉を言い残し去る。
参加者にはビンゴゲームだけでなくその後の商品にも期待がかかる演出。
因みに、ビンゴゲームは私は一個当たったがビンゴまではいかなかった。残念である。
当たった人は電気ケトルや水筒、それ以降はよくわからない黒い紙袋である。
「ここでは開けないで」という風に言っていたのが印象深い。

ここまでで、企業側の得はナッシングである。

ビンゴゲームが終わったナイスなタイミングでケーズデンキ担当が特価商品を持って戻ってくる。
しかも、この数あるケーズデンキの中でこのお店だけ! 高まる期待感。

AセットはiPad mini+SHARPプラズマクラスター+ナナスメーカー(まるごとアイスにできるもの)
BセットはiPad mini+ハンディクリーナー(その時点で特価18800円になっていた)

ここでも、iPad miniにはさらっとルータが必要なことを強調している。実際ルータは必要ではなく、携帯電話会社ならルータ無しで通信出来るようになるし、WiFiモデルで家でネット回線あれば無線LANで十分である。

値段がいくらかと気になる参加者。芸人も幾らだったら買うかと参加者を煽る。
値札が隠れた部分をめくるとどちらのセットも9800円。けっこう安い。参加者から驚きの声。
更に値札部分がめくれる。めくって現れる5人限定で1500円。テンション最高潮。
税込みか税抜きかは確認していないがそれでも安い。
選ばれれば1500円、選ばれなくても9800円でセットどちらかが買える!
高まるテンション。これは買うしか無い!

なんて、気持ちになっていたらあなたは、良い客に成ったという事です。
はい、ここで企業側のターン。
企業側も利益を出さないといけないのでこの特価には色々と策が。
特価になっているのはどれも少々前に発売した商品群。安く売っても痛手にならずむしろ捌けたいものばかりです。
そして、各セットに隠れたルータの存在。チラシにマークがありますが、イーモバイルのモバイルルータを契約しないとiPad miniが買えないというもの。
ネット回線契約には奨励金があり、数万円単位で回線を売った人たちの所に入ります。
最近の携帯電話会社のMNPのキャッシュバック合戦はこの奨励金の引き上げによって激化しました。

上記、値段が安いのは奨励金を反映しているためです。少し前にあった100円PCがその例です。
その前には有線
因みに、何かの法律で0円では売れず、最安で1円販売になるそうです。まぁ、0円って言ったらタダだよね。

なので、客は安くiPad miniのセットが手に入りますが、それと同時に企業側には奨励金の残り+客が払う値段分が手に入ります。
そして、客側は多分2年縛りの通信の契約が必須となり結局セットで買わずに単体で買ったほうが安上がりだったという人を生み出します。

少しはお分かり頂けたでしょうか。企業側は儲けないとダメなのでモバイルルータの奨励金を上手く使って人々を惹きつけているんですね。

消費者の皆さんはこういうネット回線契約によって奨励金が発生することを覚えていてください。
そうすれば、企業がどこで利益を得ているのかわかります。
皆様お気をつけて。

因みに兄夫婦のノートPCは店員との値下げ交渉で消費税分以上の値下げになりました。
ちょっと楽しかったです。

それでは ごきげんよう

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