結婚後の扶養があるから離婚後の現実が見えてくる

ごきげんよう

今回はこの記事です。

扶養の国、日本 夫との離婚で生活苦に陥る女性

http://m.huffpost.com/jp/entry/5645137

以前、「専業主婦の離婚に対するリスクヘッジ」という記事を書いた。
この時は離婚率が高いので専業主婦のままだと万が一離婚した時、生活が苦しくなると言っていました。

今回は、扶養の面からです。
結婚すると夫の扶養に入る。
いろいろな特典があり、配偶者手当や控除である。
直接、女性が働かなくてもお金が入ってくる仕組みが出来ている。

女性の中で、専業主婦になりたいという人たちが一定数居ますが、上記の手当や控除もなりたい理由に挙げられそうです。

あえて、手当や控除を受けるために、年間の仕事の収入は100万ちょいまでで制限をかけている人がいます。
そうしないと手当をうけられないから。

結婚した事で以前のような仕事は出来なくなったとしても、家庭内で夫を支えれば良いという考えに向かう。手当も出るし良い。
しかし、夫の浮気や性格の不一致などで夫婦が離婚してしまう。
誓いあったあの頃は、今は遠い昔というものです。

そうなると、夫の扶養からは抜けてしまうので、生活費のために急いで職を探さないといけない。
これまで、手当のために仕事を制限していたのに、突然制限が無かったことにされるのです。
この時、専業主婦だったらどうでしょうか。
支えるべき夫と家庭が無くなったら追い出される運命、そんなリスクが潜んでいます。

最近のNHKでも女性の貧困、シングルマザーが風俗に頼らざるを得ない現実を紹介していました。

一番はお互いに依存しすぎないように、それぞれが仕事をしてお金を稼ぐ。
そして、国や企業は結婚した女性、子供を持つ女性たちを支援する。
そうすれば、扶養を抜けて、子どもたちを1人で育てることになってもまわりが力を貸してくれるでしょう。

行動を起こさなければ、大切なときに必要なものが揃っていないなんて起きてしまうものです。
少し先の未来も考えていかないといけませんね。

それでは ごきげんよう

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