ごきげんよう
今回は、2015イチハナリアートプロジェクト+3に行って全ての作品を1日で見てみました。
今回は伊計島に加えて、宮城島、平安座島と浜比嘉島の3島が加わった広大なアートプロジェクトです。
1. イチハナリアートプロジェクトとは
うるま市の一番離れた伊計島。この島は「イチハナリ」と呼ばれています。
そして、廃校となった旧伊計小中学校を活用したアートによる島おこし計画がこの「イチハナリアートプロジェクト」です。
今年で4回目のこのプロジェクトは今回周辺の宮城島、平安座島と浜比嘉島の3島を加えた広大なプロジェクトに成長しました。
因みに前回も行ってきました。
2. はじまりは旧伊計小中学校
うるま市から海中道路に入るとちらほらと「イチハナリアートプロジェクト」感が出てきて、オバーバルーンも見えますがここで止まってはいけません。
ここがゴールなのでまずは一気に伊計島へ行きましょう。だって「イチハナリ」だから。
私は1日で全てのアートを見るために旧伊計小中学校に朝10時台に到着しました。
旧伊計小中学校の入り口で「イチハナリアートプロジェクト」と「暮らしにアートin伊計島4」の案内図が貰えます。
この「暮らしにアートin伊計島4」は旧伊計小中学校で行われているイベントで地域の物産や飲食が出来る「しま市場」と作家による作品の展示販売をする「手しごと直売所」があります。
「しま市場」はぜんざいやパン、大きなかぼちゃも売っていました。
「手しごと直売所」は色々ありすぎてなんとも言えませんが、スピーカーだったり木でできたフォトフレームだったり、陶器もありました。
様々な作家が集まったようですね。
昨年は作品を展示する場所でしたが、今年は販売もできるなかなか良い場所になったようです。
施設内はウォーターサーバーが各階に配置されているのでのどが渇いたら飲むことが出来ます。
2014ということで昨年のもののようです。
昨年来ましたが会期中にあったものなのかその後に出来たものなのかは分かりません。
3階から見える島の様子は「ざわわ」しそうな風景です。
旧伊計小中学校だけで1時間以上居ました。
3. 4島を歩きまわるためのルートガイド
こちらは旧伊計小中学校でもらえるルートガイドです。
パンフレットには全ての作家の作品の展示場所とオススメ移動ルートが記載されています。
裏表紙には楽しみ方も書いてあるので読んでおきましょう。
対象は4島計7地区です。
それぞれの地区のいずれかの作品のところにスタンプが置かれています。
一緒に貰うこの紙にスタンプを順番に押して、全て埋まったら海中道路のゴール地点でグッズが貰えます。
因みに最後のスタンプはゴール地点の作品のところにあるので計8個を見つけて押していきましょう。
9個のスタンプということで察しが良い方は順番に押していきましょう。
スタンプの場所は全てルートガイドに書いてあるので順番に作品を見ていけば大丈夫です。
因みに、数字の付いていない作品が今回はありまして、IAC(イチハナリアートコレクション)という前年以前の作品を展示しています。
4. さあ伊計島を歩こう
旧伊計小中学校を出て、伊計島を歩きましょう。ここはルートガイドの伊計地区です。
民家に作品が展示されているので、どこまでが作品でどこからが民家のモノなのかわからなくなることがあります。
これは大きなガジュマルで、島の人には「ソーランカー」と呼ばれているようです。
海は青く綺麗ですね。泳いでいる方も居ました。
ルートガイドとはいえ、ほとんどが道しか書いていないマップなので、迷わないように上記のように「順路」があります。
のぼりもあるので、迷った時はまわりを見渡してみましょう。
伊計地区は作品01〜09までです。
因みに作品10は伊計ビーチにあります。
5. 宮城島 池味地区は作品までたどり着きにくい
池味地区は駐車場が漁港の一部になっているようです。このプロジェクトのために、地域の皆さんが協力してくれているということでありがたいです。
駐車場は見逃しやすいので注意。
プロジェクトの看板があるので伊計島から移動時に左側に注意しましょう。
車を降りて、道路を渡ったら以降ずっと上り坂です。
階段を登り続けましょう。
分かりにくいので伊計地区で見たのぼりや「順路」を探します。
そして見つけるIAC。プロジェクトのトレードマーク化してきているあの豚さんです。
スタンプもあります。
下っていく途中に見えた風景。
これも、歩きまわらなければ見えない景色です。
6. 宮城島 上原&宮城地区はどう行けばいいかわからない
池味地区は作品へたどり着きにくいですが、ここでは駐車場までどうやっていけば分かりにくいです。
スマートフォンの地図やナビをフル活用しましょう。迷います。
ルートガイドにある宮城小学校パーキングエリアの南側から車が入れます。急な坂があるのでご注意ください。
入り口から見た姿です。
この先に作品があるのです。探す楽しみもありますね。
途中ヤギが居たり、次の地区にあるお店の宣伝をしている人が居たりと色々です。
これ以降、公式か非公式か分かりませんが便乗がちらほらと。
この地区は7地区の中でも徒歩の移動距離は長いです。
高低差もあるのでご注意ください。
急遽作品の場所が変わるということもあるので、IACの日時計を見たい方はオススメルートを外れて探しに行きましょう。
地元の方と話しながら、普段見る景色を楽しむのも良いですね。
この地区は作品11〜18までですね。
7. 宮城島 桃原地区は行って帰ってくるスタイル
この頃になると朝からスタートして午後2時頃。
なんともちょうどよく飲食店のある地域になっています。
駐車場のところにブランコがありました。
ここは小中学校跡。
校門から出て作品を見に行きましょう。
IACの展示された近くでは商店もあるので飲み物なども買えますよ。
アイスキャンディーが暑さを和らげてくれます。
この地区は作品19ですね。
8. 平安座島 平安座地区は写真を見る場所
作品の1か所がバツになっていたので平安座公民館に直行です。
2階に大きなパネルで何枚も展示されています。
ちょうどイベントをやっていたようで子どもたちなど人も多かったです。
7地区の中で唯一ここの写真は撮ってないです。
目の前海って状態で、海中道路からも近いので渡ったらこの地域ってことで。
この地区は作品20ですね。
9. 浜比嘉島 浜地区は歩きまわる場所
廃校になった浜中学校に車を停めます。
作品は2つしかないですが、IACじゃないほうはこの島を歩くものです。
よくわからん地図を片手に歩き回るのです。15分くらいでできるそうです。
この時点で既に午後5時近くなっていたので次の地区へ。
2日間に分けて来ればゆっくり出来たかもしれません。
この地区は作品22ですね。
10. 浜比嘉島 比嘉地区は全地区の中でもっともコンパクトにまとまっている
多くの作品がこの地区に違和感無く溶け込んでいます。
黄色い人はなかなかグッと来ます。ゴール地点でグッズが売っているようです。
ジャリジャリする足元は石ではなくサンゴ。
なんとも言えない気持ちになりますね。
この地区は作品23〜28までですね。
11. 海中道路とツルおばぁ
最後のスタンプは海中道路のおばぁバルーンの真下にある作品。IACです。昨年は伊計島の海岸にありました。
最後のスタンプを押して、はいコンプリート。
このスタンプの紙とアンケートを合わせて渡すとグッズが貰えます。
あの豚さんの缶バッジがベースですがスマートフォンやバッグにも付けられるタイプ。
マグネットタイプがありました。
よく見ると上記写真の真下には黄色い人が。
そして、最後はツルおばぁに会えました。
昨年も居ましたが、今回はここ海中道路に居るようです。
周りには今年のオバーキャラバンの写真がいっぱい。
見続けていると突然動き出すんじゃないかと思えてきます。
魂が実装されていてもなんらおかしくないです。
このプロジェクトは良いものを生み出したものです。
12. 最後に
今回は、2015イチハナリアートプロジェクト+3に行って全ての作品を1日で見てみました。
作品は幾つもありましたが、中には高度過ぎて人類には早すぎたものもちらほらありました。
最後は午後5時台でしたが、1日楽しめました。
楽しむなら2日間に分けるか朝から行ったほうが良いです。
それでは ごきげんよう
source:
イチハナリアートプロジェクト