スマートフォンの技適マーク問題は2020年東京オリンピックに向けてどう変わっていくだろうか

tookapic / Pixabay

ごきげんよう

最近はiPhoneの新機種も出まして世間は賑わっていますがいかがお過ごしでしょうか。
私は「GALAXY Note II」をOS変えたりバージョンアップしてもうすぐ3年ですね。

世間的には毎年機種変させるようメーカーや大手携帯キャリアが動いているのでなんとも言えない気持ちになります。

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そんな中、UPQというところから発売された「UPQ Phone A01」について「技適(技術基準適合証明)」の認証が未発行ということで初期出荷分回収というお話がありました。

この技適マークは、無線LANなど無線機器を対象に国内で使えますよというものになります。
マークが付いていないものは電波法違反になる場合があるそうです。
以前秋葉原で売られていた強力な電波を発する機器はこのマークは無いでしょうね。

とはいえ、この技適マーク。
今後ある2020年東京オリンピックでは多くの観光客がスマートフォンなどの電子機器を持って日本を訪れることでしょう。
その時にいちいちこの認証について考えている場合ではありません。
その辺は既に国も動いているようで今年「電気通信事業法等の一部を改正する法律案」というのが成立しているようです。
日本に来る人の端末については総務省令で定められた期間(90日を超えない範囲内で総務省令で定める)を経過する日までの間は「技適」がある端末と同等にみなすとのこと。
最近沖縄にはアジアからの観光客が多いので、観光客増を狙うならありがたいところですね。

しかし、今回のUPQの話のように国内で使うものに対する技適認証は変わりません。

MVNO関連が話題になる昨今ではこの技適マークが変な足かせにならないことを祈るばかりです。

それでは ごきげんよう

source:
「『UPQ Phone A01』初期出荷分回収のお願い」に関する訂正について | 株式会社UPQ(アップ・キュー)

総務省 電波利用ホームページ | 電波の利用ルール

【木暮祐一のモバイルウォッチ】第76回 来日旅行者向け「技適」問題が解決……電波法一部改正が国会で成立(1/2) | RBB TODAY

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