ごきげんよう
皆さんRaspberry Piはご存知でしょうか。
知らなかったら下記の記事をどうぞ。
簡単に言うと小さなコンピュータです。
ディスプレイも入力機器も無い。だけど、そこには夢が詰まっている。
これまで入出力端子の違いやCPUのスペック違いでRaspberry Pi 1(A/B)と2があります。
どれも数千円程度で買えます。
もともと教育用なので工作をするように楽しんで居る方も多いでしょう。
LTE通信が出来るキットもありました。
1. 新たなRaspberry Piは更に安価に
このように色々と広がりを見せるRaspberry Piですが、今回、5ドルのRaspberry Pi Zeroが出てきました。
これで更に安価にプログラミングを開始することが可能です。
既存の端末がまだまだコスト面で手が届かない人たちのために今回5ドルの端末が出来たということです。
英国では「MagPi」という雑誌12月号に1つこの機器が付いているようです。
スペックは、Raspberry Pi 1よりも40%早くなったCPU(1GHz ARM11コアプロセッサー)。512MBのメインメモリ。
他に、マイクロSDカードスロット、mini-HDMI端子とMicro-USB端子(電力とデータ通信用)が付いています。
OSはRaspbian(Linux)です。
この辺りは既存のRaspberry Piでも使われているものなので探せば情報は沢山あります。
5ドルということでWi-FiやEthernetは消えてしまっていますが、USB経由で別途機器を繋げば使えます。
サイズは65mm x 30mm x 5mmということでフリスクほどのサイズ。工夫すれば入るかもしれませんね。
持ち歩けるコンピュータになりました。
電源とディスプレイと入力機器さえあれば何処でもRaspberry Piってことです。
日本で手に入れるには色々とありますが、これもAmazon経由などで手に入りやすくなるかもしれませんね。
2. さあどう使おう
取り敢えずRaspberry Piを買ってみたもののどうしようか悩んでいる方も居るでしょう。
Wi-FiもEthernetも付いていないのなら、いっそ家庭内の専用端末にしたほうが良いと思います。
・子どものプログラミング教育用
基本はこれでしょうか。安価なので「壊す勢いで使ってみろ」が出来ますね。
コンピュータは壊す勢いで色々やってみて「なにが出来て、なにが出来ないか」を理解するのも良いですよ。
ディスプレイと入力機器さえあれば使えるので、この「Raspberry Pi Zero」を友だちのところに持って行って「こんなの作ってみたぜ!」って成果を見せ合って楽しむのも1つです。
・無線通信を組み合わせた調査キット
「Raspberry Pi Zero」とLTE通信が出来る「LTEPi」が組み合わさればドローンに乗せたり、逆に小型の船で漂流させて何か情報取ることも出来るかもしれません。電力源は考えないとダメですけどね。
・家族みんなの予定表やタスク表をまとめてテレビ画面(HDMI)で見られるようにする
RedmineやコンピュータにインストールするスタンドアローンのToDoリストがあります。
上手く使えば家族の日程がひと目で分かるようになるかもしれません。
家庭内のネットワークに繋いだら最高ですね。
・ファイルサーバを作ってみる
紙資料を電子化して残しておく。バックアップは別のサーバに分散とか。
3. 最後に
今回は、新しく出てきた「Raspberry Pi Zero」についてスペックや使い方についてまとめてみました。
ここまで手軽だとプログラミング教育もしやすいし、教育現場でも使えそうですね。
日本でも手に入りやすくなると更に良さそうです。
それでは ごきげんよう
source:
Raspberry Pi Zero: the $5 computer – Raspberry Pi