ごきげんよう
ドコモやKDDI(au)の回線を借りてLTE/3Gの通信サービスを提供するMVNOは増加しています。
格安スマホや格安SIMなんて言われていますね。大手キャリアに比べると値段が安いです。
そして、MVNOも色々です。
直接物理的な回線を持つドコモなどとやり取りするMVNOもありますし、「別のMVNO経由で回線を使うMVNO」も出てきており、良くわからない状態です。
言えることは、何処のMVNOなのかによってデータ通信速度やその他サービスの内容に差があるということです。
正直、どれを選べばいいか分からない。
そうなると、大手の名前の通ったMVNOに目が行きますよね。
昔からMVNOとして通信サービスを提供していたり、他の業界で有名な会社が参入すると気になるものです。
そんな中、イオンリテール株式会社が2016年2月26日からMVNOとして通信サービスを提供開始します。
これまで他MVNOの代理店として「イオンモバイル」を提供していましたが、これからは自らがMVNOとなって通信サービスを提供します。
これまで多くの企業がMVNOとして通信サービスを提供開始していますが、「イオンモバイル」は何が違うのかまとめたいと思います。
特長は次のようになります。
- 全国のイオン店舗で即日の契約や端末購入が可能(一部店舗は後日配送)
- 高速データ通信容量は0.5GBから50GBまで選択可能
- 解約金、契約期間の縛り無し
- 購入方法が「スマートフォン端末+SIM」「SIMカードのみ」「スマートフォンのみ」の3つから選択可能
- 実店舗でのアフターサービスや電話サポートなどが受けられる「イオンモバイル安心パック」
イオンという全国に多くの店舗を持っているからこそできるのです。
実店舗で話を聞いたり契約できるというのはユーザーからの安心感があり、スマートフォンにあまり詳しくない方にも通信サービスを知ってもらう事ができます。
気軽に聞けて、端末を購入できたり故障で相談できるのは強いです。
他のMVNOの多くは一部の実店舗で購入できるのみでほとんどはWebサイトからです。
高速データ通信容量の選べる容量が多く、例えば家族で通信容量をシェアしながら使う事が可能です。
50GBまであると大手キャリアで使いすぎて通信制限を受けてしまう方も満足できそうな容量です。
一番大きいのは「解約金、契約期間の縛り無し」という点でしょう。
データ通信のみの契約なら他のMVNOでも解約金や契約期間の縛りはありませんが、音声通話のプランだと半年程度縛りや解約金がかかるところもあります。
公式サイトでは大手キャリアの1GBプランや2年縛りとの違いを見せているので「イオンモバイル」の良さを上手く出せている気がします。
実店舗数の多さや購入端末も通信サービスもどっちも「気軽に相談できそう」感があって良いなと思います。
これで更にMVNOの業界が活性化しそうです。
今後に期待ですね。
それでは ごきげんよう
source:
イオンモバイルが変わる