小中高生はケータイやスマホを使ってネットでお小遣い稼ぎするらしいけどお小遣い稼ぎのままやね

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ごきげんよう

ケータイ、スマートフォンと電話ができる端末は変わり、小中高生もスマホを持つようになりました。
両親が小さい頃から子どもにスマホやタブレットを渡して遊ばせることもあり、かなりデジタルネイティブな感じですね。

こうなると、どんどんスマホやタブレットなどの情報端末が小中高生にも普及していくのでしょうか。

そんな中、デジタルアーツ株式会社が慶應義塾大学SFC研究所と連携してケータイ・スマートフォンを所持する全国の小中高生の利用実態調査結果が公開されています。

source:
≪未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態調査≫インターネット上でのお小遣い稼ぎは男子高校生79.6%、女子高校生68.9%が経験あり、毎月の平均収入は10‚000円未満が86.8%と回答|デジタルアーツ株式会社

小中高生で何らかの携帯電話を持っている人の中で、スマホを持っているのは7割。増えてきていますね。
特に中学生の伸びが大きいようです。大手キャリアもジュニアスマホと呼ばれる中学生あたりをターゲットにした端末を出していたりするのでその影響かもしれませんね。

この中でネット上でしているお小遣い稼ぎの実態調査の結果があります。

ネット上でのお小遣い稼ぎの経験は全体で3割。高校生は男女とも7割り程度のようです。
始めた理由は追加で遊ぶお金が欲しいという若者らしい意見が半数近く。
お小遣い稼ぎの方法は、ネットでたまに見かけるポイント交換や中古品販売、写真・動画の投稿(再生数など)による報酬のようです。
動画についてはYouTuberってやつでしょうか。
子どもたちの憧れ的な存在と聞いたことがありますが今もそうなんでしょうかね。気になります。
これらお小遣い稼ぎの月間収入は10,000円以下の人が大部分のようですね。

まぁ当たり前といえば当たり前かもしれません。
中古品販売は売るモノが限りありますし、ポイント交換も頑張った割に得られるものは少ないです。

動画投稿による広告収入も、YouTuber的な時間やお金をかけられるわけではないですね。身近なものに限りそうです。
私がたまたまYouTubeで見つけた動画には動画本体の画面を小さくして外側に「YouTubeでお小遣い稼ぎする方法教えます」みたいな言葉を表示させていました。
ちょうど良いお小遣い稼ぎですね。

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ですが、あくまでお小遣い稼ぎである事は広告業界を見ていれば分かります。

source:
2015年 日本の広告費 – ニュースリリース一覧 – ニュース – 電通

広告費は増えているように見えますが錯覚です。数年単位で見るとほとんど増えていません。
ただ既存のメディアに使われていた広告費がインターネット広告費に変わってきているだけです。

前述の動画投稿による広告収入を例とすれば、多くのユーザーが動画を投稿してお小遣い稼ぎを目指すことによって、広告が表示されても実際に手に入るお金は減っていくと思われます。
つまり、広告単価が下がっていくのです。

広告を出す先(この場合は動画)が沢山ある以上、そうなりますね。

動画だけでなくブログに貼り付けた広告からの収入も同じ道を辿るだろうと思われるため、この記事を書いている私も気になるところです。

どちらにせよ。ネットでのお小遣い稼ぎはお小遣い稼ぎのままだということですね。
稼ぎたいなら他の方法を考えた方が良いかもしれません。

それでは ごきげんよう

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