スマホ・ケータイの2年縛り仕様変更や縛り無し新料金プランについて考えてみた

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ごきげんよう

皆さんのスマホはどこで契約しているでしょうか。
大手携帯キャリア(NTTドコモ、KDDI/au、ソフトバンク)でしょうか。最近勢いがあるのか否か分からないMVNO通信サービスでしょうか。

選択肢は色々ですね。
MVNO通信サービスでは契約解除料金がかからなかったり、発生する場合でも期間が短かったりします。

対して、大手携帯キャリアはこれまで2年縛りと呼ばれる契約方法で上手くユーザーを取り込んできましたね。
MNPによる取り合いをしてました。
データ通信系を大手キャリアから分離した私としては「みんな高いお金払ってるなぁ」というのが簡単な意見です。

そんな中、大手携帯キャリア(NTTドコモ、KDDI/au、ソフトバンク)それぞれで2年縛りとも言われる2年契約プランの解約金未発生期間延長や2年縛り無し新料金プランを出してきました。
まとめてみます。

・NTTドコモは、2年契約プランの解約金未発生期間を2か月間に延長。

・KDDI/auは、2年契約プランの解約金未発生期間を2か月間に延長。
合わせて3年目(25か月目)以降、解約時期に関わらず契約解除料(9,500円)が発生しない料金プランを提供。

・ソフトバンクは、2年契約プランの解約金未発生期間を2か月間に延長。
合わせて3年目(25か月目)以降、解約時期に関わらず契約解除料(9,500円)が発生しない料金プランを提供。

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取り敢えず一言言っておこう。

総務省による2年縛りの見直しは何だったのか。

解約金未発生期間が1か月間から2か月間に変わったぐらいです。

そして、KDDI/auとソフトバンクが契約解除料が発生しない新しい料金プランを出してきていますが、毎月300円高くなっています。
25か月間も同じプランを契約していたとすると7,500円を多めに支払う事になります。
25か月から31か月の間で契約解除なら従来の契約解除料よりは少ないですが、32か月以上もそのままのプランで使い続けると契約解除料以上のお金を払ってしまいます。

3年目(25か月目)以降なら何時でも解約出来るんだからこっちのプランが良い

と思って新料金プランを契約した結果、旧料金プランよりも高くお金を払っていたなんて事もあるかもしれません。

そもそもそんなに契約解除のタイミングを考えているならこれまでの2年縛りの料金プランで2か月間の間に解約すれば良いと思います。

この辺が新料金プランを出してきたキャリアの思惑かなと思います。
結局は従来の料金プランに落ち着かせるということ。
そして、新しい料金プランでも「何時でも解約出来る」とユーザーに思わせて、上手くすれば契約解除料以上のお金を月々の料金から手に入るということ。
従来プランだと解約金未発生期間の場合は契約解除料が全く手に入りませんでしたが、新料金プランならそんな心配もなくなります。
確実に契約解除料になる予定のお金が新たに手に入るのですがら、キャリアとしては嬉しい料金プランですね。

キャリアにとってはどっちに転んでも問題ない。ユーザーにとってはメリットがほとんどない。

総務省がこんな状態にOKを出しているのなら残念ですね。
これが求めた結果ですか。何がしたかったんですかね。

何かしらの動きを求めたいところです。

それでは ごきげんよう

source:
ドコモからのお知らせ : 2年定期契約等の解約金がかからない期間を定期契約満了月の翌月と翌々月の2か月間に延長 | お知らせ | NTTドコモ

「新2年契約」の料金プランの提供等について | 2016年 | KDDI株式会社

3年目以降、契約解除料のかからない新料金プランを提供、さらに現行料金プランの契約更新期間を延長 | ソフトバンク株式会社 | グループ企業 | 企業・IR | ソフトバンクグループ

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