ごきげんよう
今回は、京都市下京区にある桜咲く渉成園(しょうせいえん)を訪れてみました。
1. 渉成園とは
真宗本廟(東本願寺)の東側にある飛地境内地(別邸)です。
教如上人が徳川家康から寺地を寄進され、東本願寺が成立。その後、宣如上人が三代将軍徳川家光から東本願寺の東側土地を寄進されました。
宣如上人がこの地を渉成園として名付けました。周囲に枳殻(からたち)を生垣として植えたので枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれます。
京都駅から少し歩きますが、地下街や地下通路を通るので雨でも大丈夫です。
渉成園は西側からの入口になっていますね。
受付で庭園維持寄付金を渡すと立派なパンフレットが貰えます。
庭園内は飲食、喫煙禁止です。
紙質も良く、施設全体の説明と四季の写真が載っています。
これだけで満足できるようなものですが、実際に来たので歩きましょう。
1. 実際に歩いてみた
ゆっくり歩くと40分程度。時計回りに冊子を見ながら周ります。
こちらは臨池亭。ちょっと斜めから撮ってます。左奥には滴翠軒。
入ってすぐぐらいに訪れる場所なので来た方はここで写真を撮っていました。
そして、訪れたのは4月ごろだったので桜が満開のようでした。
園内は桜の花びらがひらひらと舞っていました。
小川があり、水の流れが、心を落ち着かせてくれます。
桜の木は多いようで、桜の季節に楽しめる場所です。
桜だけでなく年間を通してツツジやムラサキシキブなど何かしらの花が咲いています。
こちらは「塩釜の手水鉢」
これはは全国の庭園にあるものの本歌(オリジナル)とのこと。
渉成園の景物として最も重要とのこと。
その割に見えにくい場所にあり、見つけても「これなんだっけ」って言われそうな存在。
回棹廊(かいとうろう)という木橋。なかなか渋く見えます。
そして、これが閬風亭(ろうふうてい)あたりから見たところ。
この辺で多くの人が景色を楽しんでいました。
普通に写真を撮ったりしていても面白く無いので自分なりの良さそうなスポットを探しました。
それが上の写真。木々の間から見える漱枕居(そうちんきょ)です。
何故か分かりませんが、このアングルが気に入りました。
3. 最後に
今回は、京都市下京区にある桜咲く渉成園(しょうせいえん)を訪れてみました。
庭園は冊子を見ながら歩き回ると想像以上に楽しめますよ。
冊子のルートには書いてないですが、石の上を歩きながら偶仙楼(ぐうせんろう)の前を通って見る事もできます。
楽しみ方色々です。
それでは ごきげんよう
source:
渉成園 | 東本願寺