ごきげんよう
今回は、石庭が拝観可能な龍安寺を訪れてみました。
1. 龍安寺とは
大雲山龍安寺は徳大寺家の別荘であったのを宝徳2年(1450)に管領細川勝元が譲り受けて寺地とし、妙心寺の義天玄承を開山として創建されたもの。
臨済宗妙心寺派に属し、大雲山と号し禅苑の名刹となっている。
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訪れた時に貰った龍安寺パンフレット
この龍安寺。なかなかの場所にあります。
北野天満宮よりも北東。京都駅からは立命館大学行きの50系統などを使って立命館大学へ向かい。
バス停ひとつ分を歩くというのが安定です。帰りも立命館大学からのバスに乗りましょう。
因みに金閣寺から近いかと思われがちですが歩くとなるとそれなりにあります。バス利用なら近いです。
このようなバスだと微妙な場所にある龍安寺ですが、国内外の観光客が集まります。
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されているからかもしれません。
2. 実際に訪れてみた
バス停側から龍安寺に向かうと駐車場の先に石庭拝観通路があります。
その通りには飲食店やお土産屋が連なっていますねお手洗いの場所もあります。
ただ、入口的な所は違うようで拝観券を購入する所から南に伸びている道を歩くと道路に出ます。
観光客多し、海外の方多し。
龍安寺は元々貴族の別荘の地を禅寺にしたもので、方丈は焼失したあと西源院方丈を移築したもの。
方丈南側に広がる庭園は15世紀に作られている。
きっちり世界遺産に登録されている旨が書かれたボードがありました。
拝観券は入口では特に無し、石庭に関わるので更に奥に進みましょう。
階段を上がると拝観券確認とパンフレットが貰えます。
靴を脱いで建物内部に入りましょう。
目の不自由な方の為の石庭があります。配慮されています。
そして、お待ちかねの石庭です。
写真はあえて一方向からのみ。実際におとずれて15の石がある石庭を見て下さい。
多くの人がその場に座っていました。それぞれが何か感じようとしているのでしょうか。
言葉では表現できない何かがあるのかもしれません。
きしむ床が時の流れを感じさせてくれますね。
裏手に回るとつくばいは水が流れ続けています。
このつくばいは水戸光圀による寄進と伝えられています。
こちらは侘助椿。椿として日本最古のものらしいです。
秀吉が賞賛したと伝えられています。
これで方丈と石庭は終了。
パンフレットに合わせて反時計回りに移動します。
水の流れる音が聞こえる静かな場所です。
東側には桜苑があり、春は桜がよく見えます。秋も紅葉が映えるでしょう。
そして、大きな鏡容池。ぼーっとしたくなる見た目ですね。
ぐるりとコースを回ると入口に戻ってきます。
3. 最後に
今回は、石庭が拝観可能な龍安寺を訪れてみました。
メインは石庭。春は桜、秋は紅葉。
ちょっと北東でアクセスは少々微妙ですが、訪れるだけの価値があります。
それでは ごきげんよう
source:
大雲山 龍安寺|Ryoanji