タバコのカートンにライターじゃなくて標準で携帯灰皿を付けたら良いんじゃない?

Tobacco

ごきげんよう

皆さんタバコは好きだろうか?
私は昔タバコの煙に触れすぎたためか少しでも吸うと気分が悪くなったり咳き込む。

路上喫煙禁止条例や歩きたばこ禁止条例がある自治体もあるが、マナーの悪い人は無視して歩きタバコをしている。
肩身の狭い思いをしていると見るか、他人に迷惑をかけていると見るか。

厚労相 東京五輪へ受動喫煙対策進める | NHKニュース

記事によると日本の受動喫煙防止対策は、WHO(世界保健機関)の報告で、世界でも最低レベルとのこと。
実際のところ、色々な所で吸っていて、タバコのパッケージも海外に比べれば優しさに溢れている。
東京五輪に向けて、受動喫煙の防止策を進めていくとするが施設や飲食店は罰則により対応可能と思うが結局は本人たちのマナーに依存しているのが現状。

1. 歩きタバコが無くならない

ついこの間、京都の街を歩いていると目の前で初老のおっさんがタバコ吸いながら歩いていた。
タバコは困ったことに歩きながら吸うとその後ろに煙を撒き散らす。
強い風が吹いていない限りは基本的に真後ろを漂う。
後ろを歩く人間にとってはおっさんの吐き出したタバコの煙を吸いながら歩かなければならない。
私はいつもタバコを吸っている人が前を歩いている場合は追い抜く。追い抜かないと何時までたっても副流煙を吸い続けるからだ。

喫煙者は疲れていたり、タバコの習慣によってイライラしていると歩きながら吸ってしまう。
そのイライラがタバコの習慣によるものかそれともそれ以外の何かによるものかは本人にはわかっちゃいない。
とにかくイライラを止めようとタバコに火をつけるのである。

2. 吸い殻の行方

歩きタバコをする人たちが丁寧に自分の吸い殻を携帯灰皿に捨てるだろうか?
車に乗りながら吸っている人間が窓からポイ捨てする国である。
そんな中途半端に優しさを持った喫煙者など居ないだろう。

地面か排水口にそっと捨てるのだ。
前述のおっさんも歩きながら吸い終わったら目の前で捨てていた。
京都の繁華街、観光地は条例によって路上喫煙は禁止されている。
それ以外の場所で地元住民は吸って捨てるのだ。もちろん、京都だけでなく東京の名の知れた場所でも路上に吸い殻が落ちている。
タバコのフィルターは自然界ではなかなか分解されないようで、長期にポイ捨てした場所に影響を与えるだろう。

タバコと環境汚染 | 医療ポータルサイト

排水口や路上のポイ捨ての吸い殻。ここからタバコのエキスが染み出して海に流れ、何か起きていないだろうかと考えてしまう。
魚たちがタバコエキスを取り込んでまた人間がそれを摂取する。事の大きさは異なれど、環境汚染に繋がりそうなもの。
大自然に有害物質の濃度を薄めてもらおうって考えだとしても、それで大きなしっぺ返しを食らったのは過去に何度もある。

喫煙所の灰皿や携帯灰皿へタバコの吸殻を入れて、人間だけでなく環境への影響を抑えよう。

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3. タバコのカートンにライターじゃなくて携帯灰皿を

既にタバコのカートン買いの時に、ライターではなく携帯灰皿を付けてくれる所がある。
基本はライターのようですが、言えば携帯灰皿に変えてくれるところも。

ライターは一カートンで一本を消費するわけではなく余っていく。

この際、タバコのカートンにはライターではなく標準で携帯灰皿を付ければ良いと思う。
ライターは別売りのほうがお気に入りのライターを持っている人や中途半端にゴミを増やすこともない。

ヘビースモーカーであればあるほどカートン買いはあると思う。
その時ライターよりも携帯灰皿が付いてくれば無意識に携帯灰皿を使うという意識になっていく。
幾つも携帯灰皿が集まれば、本来の灰皿としての使い方を意識せざるを得ない。
携帯灰皿として使いつつ、余ったものを他の使い方を考えはじめるだろう。

タバコと携帯灰皿のセットが標準になれば喫煙者の行動を変えられる。

「あなたが気づけばマナーは変わる。」じゃない、意識したってマナーが変わらないなら仕組みを変えて人々の行動を理想のマナーに近づけてしまえ。

携帯灰皿によって歩きタバコがなくなるとは思えない。
ただ、携帯灰皿によってタバコの吸い殻が街から消えれば次の段階へ進めるだろう。
最初はみんな少しの変化からはじまるものだ。

4. 最後に

今回は、歩きタバコや携帯灰皿について話してみた。

受動喫煙が問題になるなか、喫煙者は肩身が狭い思いだろうと思う。
ただ、受動喫煙防止対策が世界でも最低レベルといわれてしまってはどうしようもない。

意識して誰かが良い事をやっても、大多数の考えが邪魔をする。
販売する側から言葉以外の方法で喫煙者のマナーを理想のマナーへ変えていくべき。

それでは ごきげんよう

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