Python3系で変数と演算と文字列処理をやってみた

Python

ごきげんよう

今回は、Python3系で変数と演算と文字列処理をやってみました。

1. 値

Pythonの値について。
「Hello World」や数字はそれぞれ値だけど異なる型を持っている。
その型を調べるのがtype()というもの。
この()の中に値を入れたら型を教えてくれる。

Pythonのインタラクティブモードで実際にやってみる。

※インタラクティブモードはコマンドラインでpythonと打ってスタートするもの。
この他にtest.pyのようなファイルを作って実行するスクリプトモードがある。

[python]
>>> type("hello")
<class ‘str’>
>>> type("1")
<class ‘str’>
>>> type(111)
<class ‘int’>
>>> type(5.3)
<class ‘float’>
[/python]

str=文字列
int=整数
float=浮動小数点数
となる。

[python]
>>> type("1")
<class ‘str’>
>>> type(‘5.3′)
<class ‘str’>
[/python]

但し、type(“”)やtype(‘’)として中に数字を入れても文字列になる。

因みに、type()とは異なるが、1,000のように数字の中にカンマを入れると、

[python]
>>> 1,000
(1, 0)
[/python]

のように区切り文字に見られるらしい。
これはカンマが区切り文字のため。
普段の使い方で1,500なんて表記をPythonで扱うと別々のものとして認識されるので注意。

2. 変数

CとかJavaとかと同様に変数はある。
値でやった文字列、整数、浮動小数点数を扱ってみる。

[python]
>>> string=("test data”) #string=’test data’と同じ
>>> a=100
>>> f=3.141500
>>> type(string)
<class ‘str’>
>>> type(a)
<class ‘int’>
>>> type(f)
<class ‘float’>
[/python]

これら変数で使う文字列は文字と数字を含んでいても良いが、先頭は文字である必要あり。
先頭が数字だったり、文字列そのものが予約語に該当するとエラーになる。
先頭は小文字にしといたほうが良さそう。

今使っているPythonの予約語はkeywordをインポート後にkeyword.kwlistで確認可能。

[python]
>>> import keyword
>>> keyword.kwlist
[‘False’, ‘None’, ‘True’, ‘and’, ‘as’, ‘assert’, ‘break’, ‘class’, ‘continue’, ‘def’, ‘del’, ‘elif’, ‘else’, ‘except’, ‘finally’, ‘for’, ‘from’, ‘global’, ‘if’, ‘import’, ‘in’, ‘is’, ‘lambda’, ‘nonlocal’, ‘not’, ‘or’, ‘pass’, ‘raise’, ‘return’, ‘try’, ‘while’, ‘with’, ‘yield’]
>>> len(keyword.kwlist)
33
[/python]

Python3系では33個のようです。

3. 演算

[python]
>>> 3//2
1
>>> 3/2
1.5
[/python]

Python3系からは演算子//があるようで、こちらは小数点以下を切り捨てる。
代わりに/を使う通常の場合は小数点以下まで出す。
Python2系の/がPython3系の//になっているので注意したい。

演算子の優先度は()で囲ったものが最優先で、次が階乗の計算。
それ以降は乗算・除算や加算・減算など。
基本的な数学の計算の順番ですね。

4. インタラクティブモードとスクリプトモードの違い

インタラクティブモードの場合は変数を含む計算式でも特にprintを使わずとも結果が表示される。
しかし、スクリプトモードだとprintとしないと結果表示はされない。
数字・文字列だけならprint(“”) で行い、変数を含む計算式ならprint()で囲む。

因みに、インタラクティブモードでPythonを起動した際にhelp()でヘルプ機能を呼び出せる。
printとかtypeとかandとか。
java等でも出来たがインタラクティブモードの中にある。

5. 文字列処理

変数に入れた文字列も演算子を使って扱える。

[python]
>>> string_f=’start’
>>> string_l=’end’
>>> string_f + string_l
‘startend’
>>> string_f *3
‘startstartstart’
[/python]

加算と乗算が動いている。
加算はそのまま文字列同士の結合。
乗算の場合、4*3が4+4+4と同じように、文字列も乗算で同じ数だけ結合する。

Python

6. 最後に

今回は、Python3系で変数と演算と文字列処理をやってみました。
他のプログラミング言語でもあるような基本部分ですが、Python2と3系では異なる部分もあるため、注意が必要です。

今後も勉強した内容をまとめていきます。

それでは ごきげんよう

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