ごきげんよう
格安SIMはNTTドコモ回線を用いた事業者が多く、群雄割拠となっています。
対してau回線はUQモバイルやmineo(マイネオ)、IIJなど限定的です。
これはSIMフリーの端末の幅があまりないという事が一番かと思います。
多くはau(KDDI)から端末そのまま移動のような形となり、新たに端末を買って契約しようなんてあまり考えません。
故に、au回線のMVNOはみな端末と一緒にお得感を出しています。
実際にユーザーも少ないので速度面も良いでしょう。
ただ、一部では大手キャリアと変わらない二年縛りがあり、敬遠されていないか気になる所です。
そんな中、株式会社インターネットイニシアティブは個人向けサービスとしてauの4G LTE回線のプラン(IIJmio モバイルサービス タイプA)と「IIJmioサプライサービス」で直販している端末をセットで提供する「IIJmioモバイルプラスサービス」を開始しています。
プランは月間データ通信量が3GBの「エコプランミニマム」と7GBの「エコプランスタンダード」の2つ。
通信料が余った場合は、500MBにつき100円を割り引きしてくれる仕様。
割引上限額は、エコプランミニマムは400円、エコプランスタンダードは1,200円です。
割り引きを考慮すると音声通話機能付きSIMは最も安くて月1,200円で使えますね。
データ通信を使わないようにして割り引きしてもらうより、プラン低めで使ったほうがお得ですけどね。
au VoLTEに対応した機種が選べるとのことで、MVNOとしてはなかなか良さそうです。
ASUS ZenFone系が多いですが、今後も端末は増えそうですね。
MVNO通信サービスでは端末と一緒の販売というのは増えてきていますが、これは「SIMカードだけが欲しい」という色々知っている人たちから一般の層に広まったという事だと思います。
この市場はまだまだ広がりを見せそうなので今後に期待です。
それでは ごきげんよう
source:
IIJ、データ通信量が余ったら月額料金を割引する個人向けモバイルサービス「IIJmioモバイルプラスサービス」を提供開始 | 2016年 | IIJ