イノベーション自販機で始まるキャッシュレスだけど問題をはらんだドリンク購入体験

Vending, Machine

ごきげんよう

皆さん自販機で飲み物を買いますか?
コンビニやスーパーがあればそこで買いますが、駅の中など場所が異なると自販機を使いますよね。
今やショッピングモールの中でも自販機があるくらいですからね。

ただ、自販機というとどうしても現金がメインで駅構内の自販機はなんとか交通系ICカードが対応しているものがある程度です。
日本は現金支払いが多くて海外のようにクレジットカード等を使ったキャッシュレスな生活が日常にはなっていません。

やろうと思えばキャッシュレスな生活も可能ですが自販機はなかなか厳しいですね。硬貨が必要。

そんな中、株式会社JR東日本ウォータービジネスが「イノベーション自販機」とよばれる現金非対応の自販機をまずは東京駅丸の内地下1階コンコースのびゅうスクエアに設置しています。

この「イノベーション自販機」は、スマホアプリ「acure pass(アキュアパス)」と連携し、アプリ内で事前のドリンク購入や他人へのプレゼント、後でまとめて支払う「後払い受取」ができます。勿論、交通系ICカードでの支払いも可能です。
東京駅からスタートして首都圏主要駅に20台程を2017年5月までに展開する予定とのこと。
「acure pass(アキュアパス)」はiOS/Android両方に対応しています。

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ふと思うと、アプリで購入してQRコードをかざして購入というのは目新しさがありますが、アプリという何でも商品が選べる空間から自販機という物理的制約を持つ空間へ同じ商品をつなげるというのは面倒なことが起きないか心配ですね。

つまり、アプリで買った商品が自販機にないという事が起きないかということ。
完全に自販機で購入できる商品が決まっているなら良いですが、商品入れ替えなどの同期を上手くアプリと自販機で出来るのか。
QRコードの有効期間があるならその間はその商品を販売しなければならないのでそれもシステム側できっちり制御できるのか。
アプリがどこの自販機で買うのかを想定できるのかですね。
QRコードで事前購入したのに受け取れなかったなんて起きそうです。
システム屋がなんとかしてくれるでしょう。たぶん。

もはや自販機という従来の形は無くしてコンビニのような形でバックスペースに多品種の飲料とかを置いといた方が効率良さそう。
それでQRコードをピッとしたら該当商品が出て来るとか。
お金かかるからまずは今回の方法で足がかりを作る形でしょう。

キャッシュレスの次はヒューマンレスな世界。
商品入れ替えなんてそもそも人間の手を不要とすれば良いと思う。もっと効率化大規模化するかな。

それでは ごきげんよう

source:
acure pass <アキュアパス> イノベーション自販機アプリ | acure<アキュア>
20170314ivm.pdf

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