格安スマホや格安SIMのMVNOユーザーの半数は現状のデータ通信量で十分となっている

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ごきげんよう

格安スマホ、格安SIMと名前は聞くものの皆さん実際に検討されたり移行されたりしているだろうか。
「iPhoneで使えるの?」とか「2年縛りが」といった悩みで移行しない人が居るそうだ。
いや、iPhoneで使えるかどうかは「動作確認済み端末」のリストというのがあってだな。これはMVNOの通信サービスをする事業者のサイトに基本存在する。
ここで端末の対応非対応は確認出来るし、設定方法についても説明されている。
あとは端末のSIMロックを解除すれば良いかもしれない。

今回の話は、MVNOの端末ではなく通信についてお話したい。

2017年スマートフォンアプリコンテンツに関する定点調査(MVNO編)

MMD研究所が「2017年スマートフォンアプリコンテンツに関する定点調査(MVNO編)」を実施している。
対象はMVNOのスマートフォンを利用している15歳~69歳の男女319人を対象に2017年7月20日~7月27日の期間となる。
この場合の「MVNOのスマートフォン」とは格安スマホと呼ばれるものだろう。

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色々あるが、1つめはMVNO通信サービスの利用者の半数以上は現在の「契約している容量以下で十分に収まり、余るくらい」であること。
現在は大手キャリアも細かい通信量のプランになっているが、料金の安いMVNO通信サービスでかつ十分な高速データ通信容量を選択すれば1ヵ月間楽しめるということだ。
20代では37.5%が「契約している容量以下で十分に収まり、余るくらい」とかなり低めであるが、これはSNSや動画の通信量が各プランの高速データ通信量を圧迫していると見るべき。

2つめ、SNSを使っている割合が高いのは15歳以上29歳以下。勿論Twitterなど広い世代に受け入れられているものもあれば、Instagramのような局所的に受け入れられているものもある。
そのサービスごとに違うといえばそれまでだが、15歳から19歳の半数程度がInstagramを利用していながら、契約しているプランの容量について満足している割合が多いというのは最初から容量の多いプランかもしくは家族がいるのでWi-Fiを活用しているかといったところだろうか。
中には通信のカウントフリーもサービスとしてあるため、なんとかなっているのかもしれない。

MVNO利用者が利用しているアプリのジャンルの上位は10~20代が「SNS、動画、ゲーム」、30代は「動画、天気、EC/オークション」、40代~60代は「天気、ナビ、ニュース」

年齢が上がるほどにコンテンツにかかる通信量が減っていくように感じるのは何故だろう。
天気、動画、SNSの3強である。天気が多いのは日常使うものということなので、納得。
動画、SNSが若い世代に浸透し、順位を押し上げている。YouTuber等の動画投稿サイトの動画を見ることでみるみる高速データ通信量が減っていく。
通信という点では動画コンテンツの扱いには気をつけねばならないなと思うところ。動画コンテンツが増え続けると通信を圧迫しそうなので。

調査結果を見ると、MVNO通信サービスでもユーザーはやりくりをしっかりしており、ほとんど現状のプランで満足しているといえる。
MVNO通信サービスが安かろう悪かろうという印象もまだ残っている可能性があるため、これで変わればと思う所である。

それでは ごきげんよう

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