ごきげんよう
今回は、MVNOサービスを提供するプレミアモバイル株式会社が総務省より指導を受けていたのでまとめておく。
1. プレミアモバイル株式会社が行政指導を受けた件
MVNOサービス「プレミアモバイル」はこのブログでは過去取り上げた事が無いようで、今回の発表で知りました。
総務省及び全国の消費生活センターに苦情相談が寄せられているようで、指導に踏み切ったようです。
大まかに対象となったのは、次の3点。
・ 通信料金、通信品質等に関する誤った説明が行われた事案
・ 利用者からの問合せに対する処理が適切かつ迅速に行われなかった事案
・ 利用者が解約を求めたものの解約処理が適切に行われなかった事案
再発防止措置をした上で内容については、総務省へ文書で報告する事というのが決まっているので、現在色々やられていることでしょう。
総務省からのお達しでは無視できませんね。
2. わたしが考えたこと
以前もMVNOサービスで行政指導が入っていました。
私が見ているMVNOサービスの行政指導では3社めなので、なんでこんなに集中しているのか。
それとも氷山の一角でMVNOサービスが人気ゆえに露出しているのか。
かなり、気になる所です。
MVNOサービスは参入しやすいのか群雄割拠状態なので新しく生まれたサービス(いわゆる後発組)は特徴を出したり少ない人的リソースで稼ごうとしたり無茶している所があります。
それが現れてしまったのが直近の指導でしょうか。
少ないパイを取り合っているのが現状ですが、大手キャリアからの移行を勧めるMVNOサービスもありますので、色々ありつつも成長している市場です。
「プレミアモバイル」もかわいいキャラクターでかつLTE使い放題のプランを提供しているようなのでユーザーが利用し、通信品質が思ったよりも悪かったといった状態が発生していたのかもしれません。
「使い放題」という言葉は、他MVNOとの差別化として良いワードですが、私も過去LTE使い放題のプランを使いましたが品質はあまりよろしくないというのが現状です。
3. 最後に
今回は、MVNOサービスを提供するプレミアモバイル株式会社が総務省より指導を受けていたのでまとめておきました。
これまで指導を受けたMVNOサービスが似たような指導を受けているという現状では、まだまだ他にも指導が入りそうなMVNOサービスが出てきそうです。
「ここまでなら大丈夫だろう」
なんて気持ちもあるのかもしれませんね。
それでは ごきげんよう
source:
総務省|MVNOサービスに係る業務についてのプレミアモバイル株式会社に対する指導