ごきげんよう
今回は、LINEモバイルとソフトバンクが資本・業務提携を締結したので、今後の展開を考えてみたい。
1. LINEモバイルとソフトバンクが資本・業務提携を締結
そのままですが、締結した模様。
本提携は、LINEモバイルが実施する第三者割当増資をソフトバンクが引き受ける資本提携および、MVNO事業推進のための業務提携からなり、増資完了後の出資比率はソフトバンクが51%、LINEが49%となります。
となりまして、ソフトバンクがLINEよりも出資比率が高くなりました。
まさかのLINEよりも割合を多くするという。
―ソフトバンク株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 宮内 謙 コメント:
今回の資本業務提携により、我々は新たにMVNO事業を展開することになると同時に、“ソフトバンク”、“ワイモバイル”に加え、“LINEモバイル”という第3のモバイル事業ブランドを有することになり、より多くのお客さまのニーズに応えることができるようになることを大変うれしく思います。
それぞれの企業のコメントがありますが、上記はソフトバンクから。
2. わたしが考えたこと
ここでLINEモバイルとソフトバンクという組み合わせは、1つは上記のソフトバンクのコメントのようにワイモバイルとは異なる回線提供窓口が手に入る事。
実際にLINEモバイルは夏頃からソフトバンク回線の提供を開始するとのこと。
既にソフトバンク系の回線を使っている事業者は居ますが、自分の息のかかった企業を前に出すというのは別のキャリアでも見たことがあるような気がします。
実店舗への進出はありそうですし、緑が白と赤の隣に並ぶかもしれないのですね。LINEという力を使って広めるには良さそうです。
ただ、どうやって独自色を見せていくのか。
もしかしたらワイモバイルのようにまた統合してブランドだけ残るような状況になってしまったりして。
LINEモバイルは販路拡大、ソフトバンクも入口が増えて更にコンテンツが増える。
お互い宜しいのではないでしょうか。
暫く動きを見る必要がありそうですね。
3. 最後に
今回は、LINEモバイルとソフトバンクが資本・業務提携を締結したので、今後の展開を考えてみました。
実際の所どう転ぶか分かりませんが、既存ブランドと新しいブランドが混在する状況では何か起きそうですね。
それでは ごきげんよう
【コーポレート】LINEモバイルとソフトバンク、MVNO事業「LINEモバイル」のさらなる成長を目的とする資本・業務提携締結のお知らせ | LINE Corporation | ニュース