ASSAULT GIRLS(アサルト・ガールズ) ですか

ごきげんよう
今回はこの映画。アサルト・ガールズです。
内容は仮想空間アヴァロン(f)に存在するデザート22と呼ばれるエリア。何も無い地帯。ただ存在するのは岩肌と砂の中を泳ぐスナクジラの群れ。プレイヤーたちはハンターとしてスナクジラを狩ることになる。
観終わった感想。
一言で言えばこの作品は「残念なアヴァロン」です。
アヴァロンは仮想空間の今後は現実に限りなく近づいていくという考えから現実空間から仮想空間に近づけた作品であり、仮想空間も度が過ぎれば(言い方が変かもしれないけど)現実と変わらないということを言っている。
その後を書いた今作を見てもアヴァロンほどの衝撃は無い。むしろ女優がメインすぎて内容がアレになってる。
まず、デザート22というエリアを舞台にしたのは良いとして何故にスナクジラだけなのかと。そんなにスナクジラ狩って楽しいのかという問題が。
狩るゲームと言えばモンスターハンターを思い出しますが、あれは沢山モンスターの種類がいるからこそ面白いと思うんです。けど、この映画はスナクジラ一種類だけ。あとはボス級の同じようなスナクジラ。それで楽しいのかってこと。まぁ、このエリアを含むアヴァロン(f)っていうのが試行領域。つまり実験的な形で作ったという事のようなのでまぁ百歩譲ってこんな残念な形でも良いけどなんかそれでもだめだよね。
もっと狩る楽しみを見せないと。ただ狙撃したり撃ったりでくだらない感じ。命を賭けてモンスターを狩るって感じはしない。これは狩るというよりもただ殺すって感じ。なんていうかハラハラドキドキなんて全く無かった。
食料とかどうなってるとか基地はどうなってるとか書くことが一杯あるのに女優ばっかり撮っていて、しかも女優の武器の扱いとか服装がまた残念だった。アヴァロンよりも現実に近づけた映像にしたかったんだと思うけど。たった一言「ここはアヴァロン(f)と呼ばれる仮想空間ですよ」と言ってしまえばそこは仮想空間になる。現実空間に見えても。そこが重要。アヴァロンほどのデジタル感というか仮想空間な感じは無くて、唯一敵を倒した時とよくわかんないけど空中を飛んでいる丸っこい物体だけが「ああ、現実空間じゃないのね」って感じをさせてくれる。あれが無かったらただの残念な実写映画。そこがせめてもの救い。
女優の武器の扱いが残念。俳優もそうかも知れないけど。なんていうかのろのろしすぎ。のろのろするのが良いんだっていうならせめて要所で「これまで幾つもの戦場を渡り歩いてきたんだぜ」って感じを出して欲しい。あれでクラスAとかなにそれ残念賞。もっと仕事人というかゲーマーっぽいところが欲しかった。このゲームで生計立ててるとかいう人もキャラとして出てきたけどなにあれもっと本気出してよ。
あとはPK(プレイヤーキラー)があったけど、こんなゲームじゃそっちのほうが面白い。
あとは終わり方もなんかどうかと思う。ようはマダラっていうスナクジラのボスを倒して終わりっていう。何がしたかったんだろうか。70分だからもっとエピソード詰め込んでも良かったのに。中身が薄っぺらい。
映画内のゲームも面白くなかったし女優は上手く武器扱えてなかったしスナクジラを狩る理由が見当たらない。狩って楽しいのかとかそんなにだだっ広いフィールドにして何がしたいのかとか。なーんも無いのにただだだっぴろいフィールドとか。無駄にポイント使わせるためかいな。
これは映画館じゃなくて良かった。
この映画は見なくて良いと思う。監督とか出演女優や俳優が好きならいいと思う。
これ観るならはっきり言ってアヴァロン観たほうが良いよ。
それだけ

それでは ごきげんよう

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