ごきげんよう
今回はこの記事です。
スマホで“住”を暮らしやすく――フリービットとエイブルが協業して「エイブル“PandA”」を販売
http://www.itmedia.co.jp/mobile/spv/1408/20/news131.html
最近、よく聞くMVNOや格安スマホ。
ご存知でしょうか。月額使用料が1000円から2000円程度でスマートフォンが使えます。音声通話も使えます。
端末も周波数が合えばどれでも好きに選べます。
MVNOは仮想移動体通信事業者で、簡単に言えばネット回線を他の会社から借りてユーザーに切り売りしている企業です。
日本通信やiijやがありますね。
OCNも「OCNモバイルONE」をやっていますね。私も最近契約しました。
様々なMVNOがいますが欠点は回線のみ提供していて、端末は別途調達しなければいけない点。
MVNO各社には動作確認端末一覧を記載していますのでそれを確認してユーザーは自分で端末を用意するのです。
幾つかMVNO各社でも端末を用意していましたが、そんなに積極的ではなく多くはモバイルルータでした。
そんな中、「イオンのスマホ」やfreebit mobileのPandAなど。
MVNO各社は回線と仕入れた端末をセットで売るというスタイルを始めました。
これが端末とセットの月額使用料が安いために「格安スマホ」と呼ばれました。
そして、スマートフォンとMVNOは格安スマホの次の段階に来ました。
端末をカスタムした上で通信回線とセットで売るというスタイルです。
今回のエイブルは自社の不動産サービスに関するアプリを搭載したPandAを販売すると発表しました。
これはfreebit mobileの「freebit mobile パートナープログラム」というものでPandAのソフトウェアをパートナー向けにカスタマイズした上で提供するというカタチになります。
今後はエイブルにかぎらず、他の会社でもカスタマイズした端末を販売するでしょう。
カスタマイズできる端末が増えれば、例えばFeliCaやNFCが搭載された端末に企業の対応アプリをインストールした状態で販売するとか。
そして、それが電子マネーやポイントのアプリなら、端末を購入することで最初からポイントをいくらかプレゼントするとか。
現在でもMVNOのSIMカードを買うと電子マネーのポイントを貰えるというのはあります。
今後、更にMVNOとスマートフォンのセット販売は増えていくでしょうし、実質3強になった携帯電話会社を脅かすことになるでしょう。
利用者にとっては競争が進む事で質の良いサービスが受けられるので歓迎すべきです。
今後に期待しましょう。もう、この動きは簡単には止められないでしょう。
それでは ごきげんよう