高級食材を強制的に作り出す生産者たち

ごきげんよう

世の中にはキャビアやトリュフなど色々と高級食材がある。
今や嗜好品の中でも世界中で飲まれているコーヒーにも高級食材はある。
それは「コピ・ルアク」と呼ばれ、インドネシアの幾つかの島で生産されるコーヒー豆である。

コピ・ルアクが高級食材である理由は、その特徴的な製造方法からきている。
栽培されているコーヒーの実を野生のジャコウネコという動物が食べ、消化されずにそのまま排泄された実を洗浄することで豆が作られる。
独特の風味があり、生産数が少ないため希少価値が高い。
確かに、ネコが食べる量も体から出てくる量も限られるため需要に対する供給量が少ない。

そんな中、ジャコウネコを檻に入れ、コーヒーの実を無理やり食べさせる事でコピ・アルクを人工的に生産している輩がいるそうだ。
これが、需要に対して供給量を増やす手段として取られている。
希少なので、生産者は大儲けウハウハである。

とはいえ、食べたくないのにジャコウネコに無理やりコーヒーの実を食べさせるのは可愛そうだ。

なんて、考えていたら高級食材であるフォアグラも似たようなものだ。
ガチョウの胃に餌を無理やり叩き込む事で馬鹿みたいに肝臓を大きくする。
肝臓が大きくなって食べごろになったら殺して食うのだ。

需要の増加に無理にでも対応して儲けようとする生産者たち。
需要がある限り今後もこういう事は起きるだろう。

映画「いのちの食べかた」を観てみると良い。
我々がしているのはこういう事だ。

それでは ごきげんよう

source:
究極の高級コーヒーが動物虐待の源に?

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2014/09/post-3399_1.php

http://www.hopeforanimals.org/animals/foiegras/

http://www.hopeforanimals.org/

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