ノア 約束の舟(Noah)を観た

ごきげんよう

今回は「ノア 約束の舟」を観ました。
映画館の予告で何回も観てしまったのでこれは観ておこうと思いました。
宗教云々は置いといて、とにかく映画で観てみよう。

ある日、ノアは夢に導かれるまま祖父の居る山へ向かう。
神からのお告げを受け、祖父からもらったエデンの園にあった種を植え、箱舟を作る事を決意する。
激変する世界。カインが率いる兵たちとの争い。
洪水と新しい世界にノアが決断を下していく。

人間が自戒をもって自らが滅ぶ事をこの世にとって良しとするお話はいくつもありますが、これがもっとも古いものではないでしょうか。
罪を重ね、世界中に広がった人間たちに対して自戒するという行為。
忠実に神のお告げを遂行しようとするノア。洪水の前後で様々な選択は迫られます。
徐々に家族からも憎まれる様は、そこまでして遂行しなければならないものなのかと思えてくる。

ただ、導かれるままに舟を作って新世界へというお話には終わらない点がこの映画の良い所。
一人の人間に選択を委ね、苦悩する男を中心に世界の終わりと初まりの様が見られます。
そもそも神からのお告げとは真だったのか。何が正しかったのか。
ノアの息子たちはまた新しい世界を生きますが、この手を血で染めたハムはその感覚を得てしまったがために、
他の息子たちとは違う生き方になってしまうのでしょう。
ただただ、自戒を持って再び始まるというお話。

宗教関係なく、時間があれば観てみると良いかと。

それでは ごきげんよう

RSS/feedlyはこちら

follow us in feedly


にほんブログ村読者登録はこちら

あすへん! 〜薙月の明日への変化〜 - にほんブログ村

Twitterアカウントはこちら