遠すぎた橋(A Bridge Too Far)がソフトウェア開発現場に見えてきた

ごきげんよう

今回は遠すぎた橋を観ました。

第二次世界大戦時の連合国軍によるマーケット・ガーデン作戦を題材にしています。
因みに私はこの作戦を知りませんでした。なので、結末も知らない状態で観ています。

この作戦は、オランダからドイツ国内への侵攻のために、途中の河川を渡るための主要な橋を空挺部隊(マーケット)が先に各地に降り立って占拠し、後から来る陸上部隊(ガーデン)が橋を渡ってドイツに侵攻するという計画。
計画実行前にオランダからの情報が入ったが、破棄し作戦を強行したという残念なものです。

作戦前の無茶ぶりがソフトウェア開発現場とかぶります。
敵陣3箇所に空挺部隊が降下して橋を占拠し、それと同時に陸上部隊が戦車で3から4日でそれら橋を越えて最終到達地点であるアルンヘムまで到達する。最初から敵の攻撃が予想されながらも難題が突きつけられています。
「失敗は許されない」的なお言葉が劇中に出てきますが、カツカツのスケジュールで、
かつ完璧にうまく行った場合に合わせてスケジュールが組まれている点が恐ろしい。
全てうまくいくという楽観主義がまるでソフトウェア開発現場にも見えてきて、作戦完了の遅れは目にみえていましたが、まさかあんな結末になろうとは。
通信機器が使えないトラブル、空挺部隊の遅れ、支援物資が届かないなど、予想外の悪い事が続いていきます。
「あの橋はちょっと遠すぎた」的なセリフが言い訳として心に残っています。

戦争映画ですが、一見の価値ありです。

それでは ごきげんよう

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