MVNO SIMのクーポン販売方法がスマートフォンの扱い方を変化させていきそうだ

By: Karl Baron

ごきげんよう

MVNOやBIC SIMで知られているIIJは、データ通信サービス「IIJmio高速モバイル/Dサービス」及び「IIJmioプリペイドパック」で使える「IIJmioクーポンカード」(高速通信出来るクーポン)を全国のローソン店舗で販売するようです。2014年11月25日から。

1,500円で500MBチャージできる「IIJmioクーポンカード1500」と3,000円で2GBチャージできる「IIJmioクーポンカード3000」
どちらもクーポン利用開始から3ヶ月の末まで使用可能で、急な高速データ通信に役立つものです。

さて、MVNO SIMは大手キャリアが警戒するほどユーザーにとって便利なものになってきました。
毎月一律で6,000円近くのデータ通信料を払わずとも自分の使う分に合わせて安いプランを選べます。

ランニングコストが安いので大手キャリアのプランで子供にスマートフォン(スマホ)を契約させたくなかった親の皆さんもこれならと買ってあげているかもしれません。
だって、端末代を除けば音声通話無し月1,000円前後でスマートフォンが持てますもん。家でWi-Fiが使えれば十分でしょう。

孫を持つようなご年配の方もこれをきっかけにスマートフォンを持ったという人も居ます。
スマートフォンやタブレットを持てばコミュニケーションの方法が変わってきますよね。メッセージアプリだってビデオ通話だって、離れた家族との連絡に使えます。
子供たちにとっては良くも悪くも同級生たちとの連絡手段が増えて、日々遅くまでやりとりするようになりました。
外に遊びにくけど、みんなでスマートフォンを操作しているとか。

そんな中でのコンビニによるクーポン販売開始。
これは、まず大人が購入して使うというのが考えられますが、それだけでなく子どもたちが自分のお小遣いを使って購入しそうだなと思っています。
子供たちが集まって日々外で動画や音楽で高速通信のクーポンを使っていると、あっという間に無くなってしまいます。
そしたら、コンビニに行ってクーポンを買う。手軽さ故にお小遣いを使って買ってしまう。そんな事が起きそうです。

大手キャリアのプランでも、同様に高速通信量を使いきったら追加で買う事が出来ます。
今回はコンビニで買えるクーポンの存在によって「高速通信が出来る」という状態が簡単に実現出来てしまいます。

月々のランニングコストが安いと思って契約したのに、結果として高くつくという可能性があります。

因みに、コンビニでは今回のクーポンだけでなくスマートフォンのゲームで使えるカードが買えます。

この機会に、親の皆さんはお子さんと話してみては如何でしょうか。
全ては使い方次第、考え方次第です。

それでは ごきげんよう

source:
「IIJmioクーポンカード」の取扱店舗を拡大し、全国のローソンで販売開始 | 2014年 | IIJ

http://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2014/1118.html

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