DMM.comが仕掛けるDMM mobile バースト機能付きで存在感を示せるか

By: Karl Baron
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ごきげんよう

ドコモかしこもMVNO話が多く、今年は去年よりもMVNOにとって変化した年になりました。
通信料の値下がりに加えて、独自サービスやLTE使い放題化。

そんな中、DMM.comから「DMM mobile」が始まりました。
今や多くのMVNOが動きを見せている中での登場。
この「DMM mobile」の特徴をまとめると以下のようになります。

1.SIM単体購入と端末同時購入(スマホセット)が選べる

SIM単体購入は他の企業でも行っていますが、注目すべきはスマホセット。
6機種が対象になっており、画面サイズ6インチから7インチまで。
最新の「HUAWEI Ascend Mate7」も含まれています。
玄人だけでなく一般ユーザーも含めて利用してもらおうという意図が見えます。

2.既存の他MVNOよりも選べるプランが多め(LTE使い放題プランを除く)

月1GBから2GB刻みで月10GBまで。
今や月2GBが最低プランになりつつあるので「月2GBも要らないんですけど」って人には選べるプランがあります。
逆にいっぱい使いたいという人にも月10GBまで。
シェアコースというSIM3枚まででデータを分け合えるプランもあります。
※今や大手がやっていますがMVNOだって前からやってるプラン

3.大手のような充実したオプション

まず、SMS機能を別オプション化した「SMSオプション」は良いです。
現状だと購入するSIMカードによって強制で付いている場合もあります。

安心パック(端末交換オプション/セキュリティオプション)なんて大手の安心サポート的なもの。
ユーザーの「念のため付けておこう」という所できっちりお金を頂いております。

4.速度制限時でも快適にネットを閲覧出来るバースト機能

高速なデータ通信をし過ぎて、プランで決まった容量を超えると速度制限(200kbps)になります。
また、これは高速通信の量が余っていても設定で速度制限(200kbps)にすることもできます。

200kbpsの速度制限時、普通ならイライラが止まらないですが、
DMM mobileでは最初の一定量だけ高速通信で読み込みを行う「バースト機能」という機能があります。
これで最初の何秒かは高速で通信するのでTwitterや軽いページならサクサク読み込んでくれます。

因みに、IIJmioでは既に同じような機能を提供しています。「バースト転送」と呼ばれています。

まとめ

玄人向け、一般ユーザー向けに既存の良い機能はそのまま提供しつつプランや独自オプションを充実させてきたなという感じ。
どちらかというと大手3キャリア側を向いていてそこからの流入を狙っている気がする。

玄人寄りの老舗MVNO、大手から移行しやすいように契約の容易さやプラン、オプションの充実を図る新規のMVNO。
まだまだ、この業界は動きがありそうです。

それでは ごきげんよう

source:
DMM mobile

http://mvno.dmm.com/

IIJmioならではの特長 – IIJmioスタートガイド(乗り換え編)

https://www.iijmio.jp/startguide/c2-1_tokucho.html

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