LINEの方言スタンプからみる標準語と方言の違い

LINE
By: Dick Thomas Johnson
By: Dick Thomas Johnson

ごきげんよう

メッセージアプリのLINEってスタンプが使えますよね。
自らスタンプを作れて販売できる「LINE Creators Market」が出来たことで沢山のスタンプがこの世に登場しました。
知り合いのスタンプを購入して使っている人も居るのではないでしょうか。
そんな「LINE Creators Market」の公式ブログマガジンである「LINE Creators Magazine」から気になる調査結果が出ていたのでご紹介。

LINEでは「第1回 県別・地方別方言スタンプ制作数調査」と題して、方言スタンプ数を調査したようです。

調査概要
名称: 「第1回 県別・地方別方言スタンプ制作数調査」
調査対象: 8月29日時点でLINE Creators Marketで販売されているスタンプ約1万個
実施方法: 「弁」、「方言」等を含むスタンプを抽出し、その後広報事務局が目視のうえ県別、地方別に分類

これでわかった事として西日本地方の方言が方言スタンプ全体70%を占めているということ。

上位3都道府県について見てみると、3位は福岡県、2位は大阪府、そして1位は沖縄県。
全部西日本ですね。驚きの西日本率。
調査時点で方言スタンプは235セットだったのでかなり少ない数から導き出したものですが興味深いです。

さて、方言スタンプを作るということは地域への愛着があるという事が大きいかと思いますが、
それ以上に標準語で作るスタンプよりも方言でつくるスタンプのほうが、他スタンプよりも差別化がしやすいという点があると思います。

標準語でスタンプのセリフを作っているとやっぱりスタンプのキャラクター頼みというか、地域の特色が出しづらい点があります。
各地方で有名なキャラクター(例えば沖縄ならシーサーとか)で作るだけでも良いですがそこに方言を追加すると県外の人でも使いたくなるような独自性を発揮します。

例えば沖縄に旅行に行ったからちょっとうちなーぐち(沖縄弁)の方言スタンプを買ってみようとか、大阪に行ってみたから大阪弁の方言スタンプを買ってみようとか。
なんかお土産感覚で買っちゃいそうです。
シーサーのスタンプを使って、「沖縄に旅行行って来たんだ」って感じで友達との会話も盛り上がるかもしれません。

標準語と方言。
標準語は巷にあふれているからこそ当たり前すぎてありがたさというか、そんなものはなかなか感じられません。
対して、方言は方言女子なんて言葉が生まれるほど注目されています。みんな同じという標準に飽きてきているのかもしれませんね。

方言スタンプで、自分らしさとともに標準語では味わえない世界。見てみませんか。

それでは ごきげんよう

source:
【なるほど】 方言スタンプの多い都道府県は、3位:福岡県、2位:大阪府、1位は…!? 方言スタンプ“ゼロ”の県も。 : LINE Creators Magazine

http://creator-mag.line.me/ja/archives/1008976080.html

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