ルパン三世(実写版-2014年)を観たので感想を残しておく

By: SPDP

ごきげんよう

今回は2014年の実写版「ルパン三世」を観ました。

盗賊集団「ザ・ワークス」に所属する若手たちがシンガポールの美術館から古代のメダルを盗み出す。
その中にはルパン三世や峰不二子も居た。
ルパンは上手くお宝をゲットしたが、同じ若手のマイケル・リーに最後に横取りされる。
その後ザ・ワークスのメンバーは組織をまとめるトーマス・ドーソンの邸宅に集う。
そこで見せられる「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」の一部「光の首飾り」。
マイケル・リーは存在を隠していた仲間たちとトーマスからその「光の首飾り」を奪い、組織を離脱する。
その際、トーマスは銃弾によって命を落とす。
ルパン三世はマイケル・リーを探して「光の首飾り」を取り戻そうと次元大介、石川五ェ門、峰不二子とともに追いかける。

By: SPDP
By: SPDP

前評判からしてなかなか観にくかった作品である。
名の通ったルパン三世の実写版。峰不二子がまさかの黒木メイサである。

映画オリジナルのキャラクターが多数出てきており、ルパン一味の誕生の流れを「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」を中心に観れた感じ。
銭形を含めた主要5名はいろいろ言いたいところはあるが漫画やアニメとは違う新しいルパン一味と銭形のとっつぁんが観られたので良しとしたい。
今作のルパンはアニメ版ルパンを更に優しくけどかっこ良くした感じだと思う。
口調もなんとなくアニメ版に寄せて居る気がする。

だが、脇を固める人たちがどうも微妙である。
ピエールの存在感がヨゼフによって見事に消し飛んだ。あれは、まさにチートである。
ヨゼフ無しでピエールをコンピュータが扱える近代的な泥棒に仕立て上げれば良かったのに。
突然スパコン買うとかヨゼフを雇うとか全く持って突然過ぎたのであれはストーリーとして良くなかったと思う。
最後の戦いなんて、ピエールお前要らないだろ。ピエールとヨゼフが一人だったら良かったのに。

まぁ、赤ジャケと緑ジャケが観られたのは良かった。あんな材質なのか。
あと、みんなタバコ吸い過ぎ。

カーチェイスはあるけど、ちょっとスピード感がなさすぎる。
敵が車から落ちても平気で走ってくるし。派手さは最後の「ジ・アーク」に取っといたのだろうか。

既存のルパン三世をベースに観ると残念極まりないけど、「新しいルパン三世」として割りきればまぁ派手だし見応えは一応あると思う。
とはいえ、全体的に勿体無いなと思う。

新しいルパン三世が観たい人やキャストで好きな人が出てたら観てみると良いかと。

それでは ごきげんよう

RSS/feedlyはこちら

follow us in feedly


にほんブログ村読者登録はこちら

あすへん! 〜薙月の明日への変化〜 - にほんブログ村

Twitterアカウントはこちら