ごきげんよう
去年末や年初に話が上がった日本通信とVAIOによる協業。
スマートフォンも開発している事が知られていました。
そんな中、今回やっとそのスマートフォンが出てきました。
その名も「VAIO Phone」。名前は直球で来ました。
とはいえ、ネット上の話を色々見ている限りでは期待していたものと違うという感じみたいです。
VAIOブランドというと最近もハイスペックなノートPCが世に出てきました。
そんなイメージがそのままスマートフォンも同様だろうという期待があったんだと思います。
実際はミッドレンジの端末になり、大手3キャリアの販売するハイエンド端末に比べると見劣りする部分は確かにあります。
これは協業するMVNOの日本通信が狙う所(ユーザー層)に影響しているんじゃないかと思います。
MVNOは大手キャリアが行わない通信サービスを行う事で存在感を増しています。
高速通信量が月々決まっているとか、24時間LTE使い放題とか1ヶ月間LTE使い放題とか。
使えるSIMフリーの端末も沢山あります。メーカーや値段、性能はピンキリです。
「ハイエンド端末は要らないけどスマートフォンは使いたい。けど、日本メーカー(もしくは日本のブランド)の端末が良い」
そんな人たちに今回の端末を届けたいのかなと思っています。
VAIOらしさといえばデザイン部分でしょうか。デザインはVAIO。製造元は日本通信ですからね。
今回注目すべきは端末もそうですが、端末セット販売でも新たな手法が出てきたかなと思いっています。
今回「VAIO Phone」は専用SIMカードとのセット販売になっていて、2つの専用プランが存在します。
1. 月980円で高速通信1GBが使えるライトプラン(音声付)
2. 月1,980円で高速通信が無制限で使える高速定額(音声付)
気づいた方も居るかもしれませんが、高速定額月1,980円はデータ通信専用の料金です。
今回は「VAIO Phone」とのセットということで、同じ料金で音声通話機能が追加されています。
遂に、端末限定で割引をするMVNOが出てきたなという気持ちです。
しかもそれが老舗の日本通信という事です。
端末代金を合わせても月々3,980円だそうです。
今年は「SIMロック解除義務化」も動き出すので今後のMVNOを含めたモバイル業界が気になります。
次はどんなサービスが出てくるでしょうか。
それでは ごきげんよう
source:
VAIO® Phone | b-mobile
http://www.bmobile.ne.jp/vaio/index.html