ごきげんよう
皆さん格安SIMや格安スマホは使っているでしょうか。
ドコモ系の端末ならドコモ系MVNOを使えばAndroidスマートフォンもiPhoneも使えます。
しかし、au系MVNOではiOS8搭載のiPhoneでデータ通信ができないという情報があり、なかなか手を出しにくいのが本音です。
そんな中、ケイ・オプティコムが提供しているMVNOサービス「mineo」にて、ドコモ回線用のプランを追加すると発表しました。サービス開始は9月のようです。
これで、IIJに次ぐLTEマルチキャリアMVNOが誕生し、一般ユーザー向けに限定すれば日本初になります。
同じ「mineo」ユーザーの間で別回線(au/ドコモ)を使っていてもパケットがシェア出来る「パケットシェア」サービスや「パケットギフト」サービスが開始するようです。
最低利用期間や解約清算金の撤廃(ただし他社へのMNP制限は残る)も行うようで、なんともMVNOらしく思い切りの良さが見えます。
訪日外国人向けSIMや法人向けサービスも提供するようで全方位に挑戦しにいっていると感じられます。
au系MVNOという敵の少ないブルーオーシャンでしたが、そもそもユーザーが少ないこととiPhoneのiOS8問題によってau回線だけではこれ以上広がりが無いと感じたのかもしれません。
今回ドコモ系MVNOになることで既に真っ赤なレッドオーシャンに突入するわけですが、ユーザーにとってはかなりメリットがあると感じています。
例えば、これまでauを契約していて、ドコモ系MVNOに移動したいとします。
すると、対応の端末を買ってSIMカードを契約してと色々面倒です。
現在使用している端末が使えないという点もありました。
今回のマルチキャリアMVNO化によってまずはauの端末を持ったまま「mineo」に移動し、そこから端末変更と同時にドコモ回線に切り替えて使用し続ける事が出来ます。
MNPによってauは流入が多かったかと思いますが、これにて同じ回線のままMVNO経由で流出する可能性が高まりましたね。
今後マルチキャリアMVNO化をする事業者が居るのか気になるところですが、居たとしても今回ほどのインパクトは無いと思われます。
ここまで来ると、UQ mobileが心配です。
それでは ごきげんよう
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