遂にMVNOでかけ放題登場 「NifMo でんわ」のメリットとデメリット

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ごきげんよう

大手携帯キャリア(NTTドコモ,KDDI,SoftBank)から音声通話定額サービスが幾つか出ていますが、みなさん活用しているでしょうか。
月額2,700円と月1,700円のプランですね。
これにスマートフォンで使うデータ通信量を合わせると月7,000円とか月8,000円になってしまいます。

その中で、特にドコモ系MVNOは既に通話料を半額(10円/30秒)にするサービスや通話定額、音声通話パックの提供を行っています。
また、家族間は更に安い料金で通話出来るなど色々とサービスを出しています。

しかし、現状では大手携帯キャリアのような「かけ放題」に至っていないのが現状です。

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ニフティが提供する「NifMo でんわ」

そんな中、ニフティが提供する「NifMo」のオプションサービスとして月額定額のかけ放題サービス「NifMo でんわ」が提供開始されています。
これは国内MVNOとしては初であり、遂にMVNOでも「かけ放題」が提供できる時がやってきました。

これは専用アプリを用いて通話を行う事で月額定額で固定電話・携帯電話に電話をかける事ができます。
「国内かけ放題プラン(1,300円/月)」と「国内+海外かけ放題プラン(2,700円/月)」があるので、国内外どちらもかけ放題ができます。

現在はiOS版/Android版が提供されています。

メリット

以下のメリットがあります。

・MVNOでも音声通話で「かけ放題」が使えるためMNPがしやすくなる
・海外へも定額で通話ができる
・専用アプリ側で端末内の電話帳と着信履歴の自動同期をするためすぐ使える

デメリット

以下のデメリットがあります。

・「かけ放題」のオプションサービス料金の他に基本の料金がかかる
・IP電話サービスのため、通話時はデータ通信量が消費される。データ通信消費量の目安は1.5MB/3分ほど
・発信専用の電話サービスなので着信時は通常の音声回線が使用される
・通話開始から90分程度経過した場合は自動的に通話が切断されるようになっている
・緊急通報用番号(110、118、119)やフリーダイヤルなど一部発信できない番号がある
・海外ネットワークを使用しているため通話先通信会社によって、番号が「非通知」と表示されたり電話番号に「+81」が表示されることがある

番号非通知や「+81」が付いた場合は、専用アプリから着信情報をSMSで通知する機能もありますが送信料(国内3円/1通)がかかります。

最後に

今回は、現状の音声通話定額サービスとMVNOのかけ放題「NifMo でんわ」をまとめてみました。
MVNOで安く通話もデータ通信もしたいというニーズはあると思いますので、今後もMVNOの動きに注目していきたいと思います。

それでは ごきげんよう

<追記 2016/02/24>
iOS版について提供開始されていたので修正。

source:
ニフティ、MVNO初の月額定額電話“かけ放題”サービス「NifMo でんわ」提供開始 |ニュースリリース|ニフティ株式会社:ニフティとなら、きっとかなう。With Us, You Can.

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