ごきげんよう
今回は、ZenCacheを最新に更新した際に起きた「PHP APC Extension周りの変更」に対して対処してみましたので残しておきます。
1. ZenCacheとは
ZenCacheとはもともとQuickCacheという名前で公開されていたWordPress用のキャッシュ系プラグインです。
Pro版もあり、バックグラウンドのDB周りで少々特殊な事情があるサイトでも扱えるという点で重宝しています。
特殊な事情があるのは私の話です。
今年前半にQuickCacheからZenCacheへの移行の話は既に出ていました。
2. バージョンアップしたら警告が出てきた
WordPressを開くと久しぶりにZenCacheが更新対象になっていました。
これは更新するしかない。
そして「NOTICE: ZenCache + PHP APC Extension」が現れた。
WordPressプラグインのバージョンアップでエラーというとプラグイン本体のバグによるエラーは過去に経験済みです。
なので今回もそんなところかとびっくりして、時間を置かずに更新した事を後悔しそうになりましたが、今回は違うようです。
簡単にいうとこういうことです。
ZenCacheが今後PHP APC extensionを使わないらしい。
この警告はPHP v5.4系で実行していると表示されるらしく対策は2つのうちどちらか。
- サーバーのPHPを5.5以上のバージョンに上げる
- 「ini_set(‘apc.cache_by_default’, false);」をwp-config.phpの先頭に追加する
私が使っているレンタルサーバーの問題でPHP 5.5系以上が使えないらしいので2つめの方法で対応します。
FTPツールでwp-config.phpを取得しましょう。
もちろんファイルのバックアップは忘れずに。
あとは、言われた通りにファイルの先頭に上記コードを書き加えましょう。
FTPでファイルをアップして反映すれば警告は消えます。
再びWordPressに平穏が訪れました。
ありがたい。
3. 最後に
今回は、ZenCacheを最新に更新した際に起きた「PHP APC Extension周りの変更」に対して対処したので書きました。
WordPress本体のバージョンやプラグインバージョンでも色々と要求するものが変わってきますが、その都度対策はあると思うので行っていきたいと思います。
それでは ごきげんよう
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