ごきげんよう
皆さんFeliCa使ってますか。
様々なサービスに対応していますよね。
私はFeliCa対応スマートフォンが出始めた頃にモバイルWAONを使っていました。
フィーチャーフォン時代からFeliCaが使える事が分かっていましたが、なんとなく使っていなかったというのが本音。
現在は、生活環境が変わったこととMVNOの通信サービスでスマートフォンを使っていたり、端末OSを改造してしまっているので使っていないです。
とはいえ、スマートフォンもしくはフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)があればお財布いらずの良いサービスなので利用している方も多いのではないでしょうか。
モバイルSuicaも使えますからね。グリーン車だって新幹線だって乗れます。
最近電車に乗っていないので使うタイミングが皆無ですが、使える環境なら使ってしまいそうです。
ただし、現状では国内のAndroidスマートフォンのみ対象です。
iPhoneにはそんなお力も日本仕様も持っていません。
この理由の1つとしてモバイルSuicaの要求する応答速度を保つ必要があるからです。
昔、ガイアの夜明けだったと思いますが複数人が連続で改札を抜けても反応するかや電話途中でも反応するかなど厳しいチェックをしていました。
上手く読み取りができずに改札口の流れが滞ったら大変です。
東京駅や渋谷駅、新宿駅などの実際の人の流れを考えればSuicaカード並の応答速度は必要です。
ペンギンさんは別格ですね。格の違いを見せてくれます。
しかし、モバイルSuicaは最近出てきているFeliCa対応SIMフリースマートフォンには対応していませんでした。
今後MVNO通信サービスの広がりとともにSIMフリースマートフォンも広がっていくでしょう。
そうなるとFeliCaが対応しているならモバイルSuicaだって使いたい。そう思うのは必然です。
そんな中、2006年1月28日にサービス開始したモバイルSuicaは2016年1月28日に10周年を迎えます。
これに伴って東日本旅客鉄道株式会社は「モバイルSuicaのこれから」としてMVNO通信サービスで使えるSIMフリー端末へのモバイルSuica対応を発表しています。
これら端末へのモバイルSuicaサービス開始は2015年12月中旬以降とのこと。
サービス開始時点での対応機種は3メーカー6機種の予定。
・ソニーモバイル … Xperia J1 Comapct
・シャープ … AQUOS SH-M02、SH-RM02、SH-M02-EVA20
・富士通 … arrows M02、arrows RM02
今後、対応端末が増えていくと良さそうです。
国内メインのFeliCaですが、FeliCa対応のフィーチャーフォンやスマートフォンは需要があれば今後も生産されていくでしょう。
SIMフリー端末への対応も出てきた事で、世に出回る端末の幅も広がります。
結果として、手にもつユーザーが増えてFeliCa利用ユーザーの増加もありえるかもしれません。
ただ、日本の今後を考えればさらに海外に出て行きたいところですが10年以上もこの状態なので難しいかもしれませんね。
モバイルSuicaとかは交通システム系と一緒に「ICカード->モバイル」の流れで輸出していければ可能性がありそうですが。
そもそもNFCは役立っているんでしょうか。
それでは ごきげんよう
source:
おかげさまでモバイルSuicaは10周年を迎えます – 20151202.pdf