実店舗無しでもMVNOは広がっていく DMM mobileが加入者数10万人突破へ

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ごきげんよう

数年前から徐々に、本当に徐々に広がりを見せるMVNO(仮想移動体通信事業者)。
格安SIMや格安スマホと呼ばれるものですね。

特にその中でもLTE/3G通信サービスは、SIMフリー端末の普及・認知とともに急速に広がりをみせています。
当初は数社だったLTE/3G通信のMVNOは今や数十社以上に膨らんでいると聞いています。
他の業種の企業が参入するという点でその企業がもともと持っている強みと通信を合わせたセット販売など。
新たな付加価値を付けて市場を活性化させています。

一方、このMVNO(LTE/3G通信サービス)で使える端末も変わってきています。
これまで、主に海外端末がSIMフリー端末として日本国内市場に流れ込んできました。
これが通信サービスとの端末セットで販売されてきました。
当初はそのような状況が続きました。端末は海外、通信は国内。
パソコンやスマートフォンを色々見てきた方なら聞いたことがあるメーカーでも、フィーチャーフォン(いわゆるガラケー)を持って使ってきたシニア層には「なにこのメーカー。わかんない」っていう状態になります。

その中で、徐々に国内大手メーカーでも大手携帯キャリアを通さずSIMフリー端末を単体で販売したり、MVNOの通信サービスと合わせて提供しはじめています。
FeliCa対応の端末についてはモバイルSuica対応も発表されており、SIMフリー端末が今後さらに日本市場に受け入れられていくでしょう。

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前置きが長くなりましたが、そんな中にDMM mobileが加入者数10万人突破という情報が入ってきました。
10万人なんて少ないと思ったあなた。ちょっと甘いです。
これまで、ネットから実店舗へ向かって広がりを見せたMVNO各社。
シェアトップクラスのMVNOはほとんどが実店舗でもSIMカード販売をしています。
OCN モバイル ONEやBIC SIM(IIJと組んで提供)などがありますね。
他にも実店舗に受付カウンターを設置してユーザーを取り込もうとしています。

しかし、このDMM mobileは自社サイトとAmazonでSIMカードパッケージを販売していますが。
登録などは全てウェブ版のみ。
代わりに、料金の業界最安値をひた走るトップランナーです。
そんなウェブ版だけのMVNOが10万人もユーザーを集めることができるんです。

これまで実店舗への広がりが更なるMVNOの広がりと思っていました。
しかし、ウェブ版だけで広がりを見せるDMM mobileを見るとウェブ版だけで更に広がっていく可能性があると感じました。
全てのMVNO通信サービスを使いたい人の近くに実店舗があると限りません。

更に面白くなることを期待します。

それでは ごきげんよう

source:
『DMM mobile』加入者数おかげさまで10万人突破!|株式会社DMM.comのプレスリリース

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