ごきげんよう
IoTとかM2Mとか言われる昨今ですがいかがお過ごしでしょうか。
IoTとはInternet of Thingsでモノのインターネットと呼ばれ、機械がインターネットに繋がるもの。
センサーなどのデータをインターネットを介してやりとりしたり、直近だと家電制御など日々の暮らしにも繋がりそうなお話です。
対して、M2MはMachine to Machineで機械同士で相互に通信して連携するもの。インターネットに繋がっているか否かは関係ないようです。
どちらも機械が機械と連携するので似ています。
人間を介さずとも勝手に機械同士が連携してくれるというのは楽です。
また、ライブ配信等も最近はありますね。
動画投稿サイトでは生放送で配信している方も多く、家のネット回線なら良いですがいろいろな場所で高品質に配信したいというニーズもあることでしょう。
ただ、現状だと一般人向けというより法人とか一部プロ向け。
手を出しにくい状態です。どうにかならないものでしょうかね。
そんな中、スターコミュニケーションズ株式会社が上りのLTE回線に特化したアップロード専用SIM「Starcom mobile」サービスの提供を開始しています。
ドコモ回線を用いたDコース、au(KDDI)回線を用いたAコースがあり、どちらも月40GBまで使う事ができます。
また、同時にソフトバンク回線を用いたSコースも準備しているとのこと。
現在のお値段はSIMのみで月4,800円(初年度の1年間は違約金発生)なので手軽に契約して使用可能ですね。
マルチキャリア対応で上り回線専用SIMはこれまで見たことが無く、業界初とのこと。
ライブ配信やM2M/IoTデバイスでも活用できるというものになっています。
因みに上り回線がメインですが100〜200kbps程度の速度で下り回線も使えます。
複数の回線を用いているので同時に2回線を契約して回線上で何か合った場合の対策をするとか、パケットシェアや繰り越し機能もあるようです。
これまでMVNO通信サービスというとスマホにSIMを入れて使うような想定が多いですが、あまり使われていない上り回線を使って今回のようなライブ配信やM2M/IoTデバイス向けで出してくるという「空いた所の有効活用」っていうのは今後も出てくるのかなと期待しています。
MVNO界隈は通信速度や対象を限定することでアイディア次第でいろいろな業界に訴求できますね。
それでは ごきげんよう
source:
Starcom mobile | 上りLTE回線に特化したアップロード専用SIM – スターコミュニケーションズ株式会社