観光などで京都市内を市バス移動する人向けに必要そうな情報をまとめておく

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ごきげんよう

今回は、観光などで京都市内を市バス移動する人向けに必要そうな情報をまとめておきます。

1. 観光や複数の場所に行くなら一日乗車券等のフリーチケットを

京都の市バスは乗り放題の「市バス・京都バス一日乗車券カード」や「京都観光一日(二日)乗車券」のよう観光に市バスや地下鉄乗り放題のチケットがあります。
他にも行き先によって該当するチケットが違うので公式サイトで確認しましょう。

京都市交通局:お得な乗車券

これらチケットには優待施設があり、例えば「市バス・京都バス一日乗車券カード」なら「京都水族館」や「京都鉄道博物館」などが優待割引を受けられます。
これは府外からの観光客に限らず市内に住んでいる方も十分使える仕様です。

購入場所は京都駅ならバスのりばに券売機があったり、京都駅北口近くのバスチケットセンターで複数枚を購入できます。
複数枚買うと案内マップも貰えるようです。グループで市バスを利用する場合は上記センターにてまとめて購入すると良いと思います。
たまに、20枚ぐらい一気に買う方も居ました。

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因みに、期間限定でカードの絵が変わることがあります。上記は「京都鉄道博物館」がオープンしてから間もない頃のもの。

2. 市バスに乗る場所は気をつけよう

京都駅の駅前。市バス乗り場は混雑します。
どこも混雑しますが、清水寺等の東山区方面の混み具合は凄いです。

京都駅から東山区に行きたいでしょうか?
私はオススメしませんね。

東山区は清水寺や八坂神社、祇園等があります。高台寺もあります。
ただし、休日となれば京都駅のバスのりばは長蛇の列です。めまいがしそうになるほどの人がバスを待っています。

どうしても清水寺に行きたいなら、四条河原町(市バスのバス停も同名)方面や更に北の銀閣寺方面から祇園、八坂神社、清水寺と行ったほうが良いです。
つまり、上記の場合とは逆のルートで移動。これが意外と空いてたりする。

もちろん、四条河原町は京都の中でも繁華街なので人は多いですが急行のバスやここを通るバスが多いのであまり時間をかけずに行けます。
四条河原町なら先斗町がありますよ。町並みを見ながら祇園を歩けますよ。

話が逸れましたが、一日乗車券を持っている人は市バス一本で行こうとしないで、乗り換えを上手く使って行ったほうが良いですよ。
特に東山区は最初から行かずに別の場所を経由するなりしたほうが良いです。確実に良いです。
もちろん、京都駅から地下鉄や阪急を用いて移動するというのもありです。

そして、四条通(四条烏丸、四条河原町のある通り)は休日は酷く混むので避けたほうが良いです。
京都駅から四条河原町へ行くときに通る河原町通が思ったほど空いているだけで四条通は混んでます。

因みに、この東山区方面に比べて金閣寺や嵐山方面というのは混雑していないので先に北西を攻めて、その後東に行くのも良いかと。

3. 乗るバスに気をつけよう

市バスは多く分けて3つの系統に分かれます。

・オレンジに白文字の循環系統(20x系)
201とか206とかありますが、これら全部市内を循環します。降りないと乗ったバス停に戻ります。
一日乗車券の対象範囲内です。一日乗車券がなくても大人230円で乗れます。また、主な観光地がこの系統に多いので良く観光客も乗ります。
循環なので時計回りと反時計回りのバスがあります。乗り間違えないようご注意を。

・青に白文字の均一系統
循環系統とほぼ同じです。循環してないだけです。
一日乗車券の対象範囲内です。一日乗車券がなくても大人230円で乗れます。
嵐山等、ちょっと市内から遠くなると途端にこの系統に助けられます。ナイスな系統です。
市バスの乗務員さんありがとうと言いたくなる程市内に張り巡らされています。番号が多すぎるのでしっかり自分が乗る番号を確認しましょう。

・白地に黒文字の調整路線系統
曲者です。非常に曲者です。
循環系統及び均一系統は大人一日乗車券や大人230円でどこまで乗っても同じですが、このバスは乗った距離で変わります。
また、乗り方も他の系統とは異なります。
基本的に南や南西に集中しています。観光客でも乗る時はあるので知っておいたほうが良いです。

これら各系統全てを記載した路線図は下記公式にあります。
これから京都に来られる方は予習しておいたほうが良いです。
一日乗車券の範囲も記載されているので、Googleマップや他アプリを使ったとしても公式の路線図は持っておいて損は無いです。
困った時の心強い味方。

京都市交通局:市バス路線図

乗り方については次に説明します。

4. バスの乗り方に気をつけよう

系統によって違うので気をつけましょう。
因みに市バスは後ろから乗って前から降りるスタイルです。

小銭か交通系ICカード(Suica、PASMO、ICOCAなど)や一日乗車券などが使えます。
因みに、バスの車内で一日乗車券を買うこともできます。バス停車時に乗務員に伝えてお金を渡しましょう。

・循環系統及び均一系統
料金が均一(大人230円)なので、そのまま乗車。
バスを降りるときにお金を払います。運賃を入れる場所の側に両替機があります。
2,000円・5,000円・10,000円札は使えないので予めバスに乗る前に両替しておく必要ありです。

一日乗車券は初回は読取機(乗車券投入口)に通して、二回目以降乗車時は裏面の日付を乗務員に見せればOKです。
交通系ICカードもタッチで支払い完了です。

・調整路線系統
運賃が乗った距離によって変わります。
バスを降りる際に何で支払うかによって乗車時の行動は変わります。

現金の場合は、乗車時に整理券を一枚取ります。ディスプレイに現在の運賃が記載されていますので降りる際にその運賃を支払います。

交通系ICカードの場合は、乗車時にカードを読取機にタッチします。降りる際に再度読取機にカードをタッチします。
これで運賃の支払い完了です。

一日乗車券の場合は、乗車時に乗車券投入口にカードを通します。そして、降りる際に再度乗車券挿入口にカードを通します。
この時、一日乗車券の範囲外の場所で乗車していた場合は追加で現金で支払いします。

実際の機器の写真や詳細な情報は公式をどうぞ。

京都市交通局:市バスの乗り方

5. 役立つアプリ

ここでは市バス移動で私が使っているアプリをまとめました。

・Googleマップ
説明不要の地図アプリです。現在地から目的地までのバス移動が確認できます。
どのバス停で乗って、どのバス停で降りれば良いかすぐに分からない場合はまずこのアプリで確認しましょう。
ただし、一日乗車券の範囲とかそんなものは見られません。

・「歩くまち京都」(愛称:「バス・鉄道の達人」)
京都市内のバス・電車で使えるアプリです。他の乗り換えアプリの京都特化版。
一番のオススメは一日乗車券のみ使用で行けるルートを出してくれること。
つまり、一日乗車券以外に追加料金がかからないルートが探せるというもの。
観光客だけでなく市民も使えるアプリです。

歩くまち京都 バス・鉄道の達人

上記2つのアプリと公式の路線図を見ながら移動すると良いと思います。

6. 最後に

今回は、観光などで京都市内を市バス移動する人向けに必要そうな情報をまとめてみました。
観光地なので人が多くバスも多いですが、アプリや路線図を見て賢く利用しましょう。

それでは ごきげんよう

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