ごきげんよう
大都市となれば人もモノも集中し、消費されます。
同様にトイレ問題も発生します。イベントでは長蛇の列は当たり前。
本当にどうにかならないものかと考えますね。
その中で、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)が「IoTトイレ」を開発していましたね。
これはトイレの空室状況をPCやスマートデバイスから確認出来るもの。
ただし、空室が確認出来たからって全員がそんなPCやスマートデバイスを使って確認するんでしょうか。面倒くさい。
そして、急いでいる人はそんなもの見ていない。
設置する側としても設置して何が変わるのかいまいちピンとこないかもしれませんね。
あくまでも現状を可視化するだけで判断は人間に任せています。
設置側にもメリットが必要なのかもしれません。
そんな中、KDDIが2017年3月以降にIoTクラウドサービス「KDDI IoTクラウド ~トイレ空室管理~」と「KDDI IoTクラウド ~トイレ節水管理~」の提供を開始すると発表しています。
前者はCTCのものと同じようにIoTによって空室状況を確認できるようにするもの。主に利用者向け。
後者はセンサーによってトイレの水量を把握し、節水につなげるもの。設置事業者向け。
どちらも人が居たのか使われたのかという情報を蓄積するのでトイレの清掃やメンテナンス等に活用出来るものだと思います。
IoTと言われて日が経ちまして、色々製品が出てきたと思いますが設置側にメリットが見えにくいのは事実です。
センサーでデータを集めて何をするのか。まだまだ定まっていない状況かなと思います。
こういった事例がちょっとずつ増えていくのかな。
それでは ごきげんよう
source:
「KDDI IoTクラウド ~トイレ空室管理~」と 「KDDI IoTクラウド ~トイレ節水管理~」の提供を開始 | 2017年 | KDDI株式会社