OKICAってたいしてペーパーレスに貢献してないよね

yui-rail_2014

ごきげんよう

今回は、OKICAってたいしてペーパーレスに貢献してないことについて考えてみたい。

1. OKICAとは

OKICAそのものとQRコードについては下記の記事をどうぞ。

基本沖縄のゆいレールとバスの使用のみのカードです。
カードを提示すると割引が受けられたりしますが、はっきりいって数のメリットは無く、対応しているお店も少ないですね。
定期券がこのOKICAになっているので良く利用する方は使っていますね。

ただ、それ以外はどうでしょうか。

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2. ペーパーレスに貢献しないOKICA

皆さんご存知Suicaをはじめとした交通系ICカード。
これらの登場により電車に乗る時はピッとするだけで紙の乗車券を発行する必要が無くなりました。
今でも新幹線などの長距離の移動時は、一枚の紙の乗車券を発行して使用することはありますが限定的です。
もちろん、電車に乗る以外にも電子マネーとして使えますよね。

対してOKICAはどうでしょうか。
バスに関してはOKICAを使うことで整理券の発行は不要ですね。
ゆいレールに関しても交通系ICカードと似てタッチするだけで利用できます。
OKICA定期券もあるので、OKICAを購入しておけば普段利用する人たちは良いですよね。
普段利用する人たちにとってはね。

忘れてはいけない事は、ゆいレールは観光客も利用するということ。その割合が高いこと。
国際通り周辺(県庁前駅、美栄橋駅、牧志駅)や新都心(おもろまち駅)や首里城のある首里駅といった主要な観光地に一本で行ける便利さ。
加えて、北、南へ移動するためにレンタカーを借りる必要があるので移動のために利用されやすい。

だけどどうだろう、そんな観光客はOKICAを購入するだろうか。否。
観光客が旅行という短期間の間に沖縄のごく一部でしか使えないカードにお金を払うことはない。
特に、返すの面倒だもの。手数料かかるもの。

よって、利用されるのはQRコードの乗車券。
もちろん、フリー乗車券(一日乗車券、二日乗車券)もあるが、これも紙。

沖縄に観光客が増えれば増えるほど紙が消費される仕組みになっているということ。
海外からの観光客ならまだわかるが、国内からの観光客も同様という点。
いちいちOKICAを買って、使い終わったらお金払ってまで返すのも面倒。

ああ、スマホとかでゆいレールに乗れたら良いのに。だってQRコードだもの。
Alipay(アリペイ)とかと連携していたときがありましたが、中国のほう限定だったと思うので他の国からの旅行者になんらメリットが無い。
むしろ国内どうにかしてよというお言葉もどこからか聞こえてきます。

あと、OKICAを使ってもなかなかポイントは付かず、たいしてメリットはない。
ポイントつくのはもう地元で利用する人でしょう。そもそも想定しているのだろうか。

3. 観光客×OKICAはどうするか

短期間の旅行でOKICAを使おうと思えない状態をどうにかすること。

OKICAの解約について

カードの解約(定期券払戻・SF払戻含む)の場合、払戻手数料200円をいただきます。(SF残額0円でも手数料が掛かります)別途、デポジット500円をお返しいたします。

調べたらSuicaも同じような状態。
普段遣いならまだしも期間限定でこの制約は敬遠される。

だったら、空港とかでOKICAを購入して、旅行終わりに返したら記念品付けるとか、手数料免除とかもっと利用しやすい環境を整えよう。
もっと観光客が便利に使えるって事をアピールしたほうが良い。
どこかでポストペイ方式(後払い方式)で作ったほうが良さそうなものだけど定期券の購入が現金支払いのみの時点で難しそうだ。

4. 最後に

今回は、OKICAってたいしてペーパーレスに貢献してないことについて考えてみた。
ペーパーレスにもキャッシュレスにも貢献していないので、なにか観光客向けに施策を打ってほしい。
このまま紙の乗車券を大量に発行し続けるのだろうか。

それでは ごきげんよう

source:
沖縄を楽しく快適に!沖縄ICカード OKICA

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