レジ袋有料化するよりもレジ袋を自治体指定のゴミ袋化したほうが削減出来るよね

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ごきげんよう

今回は、レジ袋有料化するよりもレジ袋を自治体指定のゴミ袋化したほうが削減出来そうなので考えてみる。

1. レジ袋有料化よりもレジ袋を自治体指定のゴミ袋化

レジ袋とゴミ袋。似たものが別々にある。
今は小さいゴミ箱用にレジ袋を使い、縛った袋をゴミ袋の中に入れている。
だったらこれ一つにまとめられないだろうか。

自治体指定のゴミ袋がある。お値段高め。ゴミを出すときは必ずこの袋を使わないといけない。
この指定ゴミ袋を使うことで、収集・ごみ処理施設などの稼働コストを支えていると思う。

コストを払えというならゴミ袋という形である必要はない。

例えば、ゴミ袋用シールはどうだろうか。

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2. ゴミ袋用シールについて考えてみる

現在の自治体指定ゴミ袋の代わりにゴミ袋用シールにする場合、従来のゴミ袋もレジ袋も使える。

自治体は指定のゴミ袋用シール(視認性が高く粘着力も強力なもの)を作り、小売店経由で販売する。
近いことをしている自治体はあるようだ。

メリット

自治体は指定のゴミ袋用シールを作るだけで済む。
収集、焼却といった費用のみとなるため、現在の指定ゴミ袋より安くなる。
小売店経由で販売したとしても在庫コストは現在の指定ゴミ袋より下がる。

これで、レジ袋がゴミ袋の役割を担うので、無闇にポイ捨てすることはなくなる。
ゴミ袋として使えるのにポイ捨てするだろうか。
もちろん、レジ袋全てがゴミ袋化することはなく、現在と同様にそのまま捨てられる場合も多いだろう。

ただ、確実にレジ袋、ゴミ袋両方の削減が出来る。

レジ袋有料化をするぐらいに環境を気にしているならレジ袋、ゴミ袋両方でバイオマスプラスチック(または同等の環境負荷が低いもの)を使った製品が出てくるだろう。
一つの自治体に提供するよりも多数の小売に販売したほうが確実にコストを下げて流通させることができる。

デメリット

・ゴミを出すとき、ゴミ袋用シールを貼らなかった場合はどうなるだろうか。

そんなものは、現在でも指定ゴミ袋を使わなかった時と同じである。

・小さなゴミ袋のシールと大きなゴミ袋のシールは同じ値段で大丈夫であるか?

サイズに違いによる不公平が怖いなら、自治体指定のゴミ袋は一番大きいLサイズのみ販売する。
レジ袋をゴミ袋化する場合はゴミ袋用シールを貼る。レジ袋の最大サイズはある程度決まっている。それならコストの計算もしやすいだろう。

もちろん、一番良いのは、サイズに関わらず一律の値段が良い。
前年度ごみ処理施設の総稼働コストを焼却したゴミの体積で割ったら平均が出るだろう。
赤字にならない価格を決定出来るはず。
実際のごみ処理施設の総稼働コストが想定よりも少なかったら差分は施設の整備などに回せば良い。

他の方法としては、年間でごみ処理できる量を先に決定し、自治体が各家庭に無料ごみ袋用シールを配布。
それを超える場合は、有料で販売するという方法がある。

・今までのゴミ袋はどうする?

共存すれば良い。ゴミ袋用シールを貼ったらごみとして出せる。
または、レジ袋をごみ袋化する場合だけゴミ袋用シール貼付を必須とする。

3. 最後に

今回は、レジ袋有料化するよりもレジ袋を自治体指定のゴミ袋化したほうが削減出来そうなので考えてみた。

レジ袋有料化は確定している。
そして、レジ袋有料化の売り上げの使途は事業者自ら設定できるようになっている。
ならば、小売業はレジ袋を製造する企業へ積極的に投資し、バイオマスプラスチック(または同等の環境負荷が低いもの)のレジ袋取り扱いを進めていってほしい。

「レジ袋を使ってゴミを捨てたほうが環境に良いんじゃない?」ってなれば今までのゴミ捨ての考え方が変わる。

それぞれの立場の戦い方が存在する。それだけだ。

それでは ごきげんよう

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