レジ袋有料化で辞退率は増加したけどレジ袋購入も増加した

plastic-bag-66776_1280

ごきげんよう

今回は、レジ袋有料化で辞退率は増加したけどレジ袋購入も増加した件について考えてみたい。

1. レジ袋有料化で辞退率は増加したけどレジ袋購入も増加

NHKニュースによると、レジ袋有料化で大手コンビニのレジ袋辞退率は有料化前の25%程度から大幅に増加(70%超え)。
しかし、ネット通販サイトではレジ袋の売り上げが前の年の同じ時期に比べて3倍に増加。

source:
レジ袋の辞退率コンビニで70%超 一方ネット通販では購入増も | 環境 | NHKニュース

2. わたしが考えたこと

想定通りかなという印象です。

まず、レジ袋が有料化されて3円とか5円になったことで、人間は損することが嫌いなのでマイバッグか手持ちでの買い物に移行します。
これまでレジ袋が無料(とはいえ商品価格に上乗せされていたと思いますが)だったので尚更損している気持ちになってきます。

気になるのは、レジ袋辞退率は増加したけど売上はどうなったかですね。
新型コロナウイルス(COVID-19)による影響に隠れて、「マイバッグに入る範囲。手に持てる範囲」で買い物になった結果、そもそも来店回数や購入する商品数が減ってないか気になります。
1回の決済で購入された商品数を見れば見えてきそうです。

また、レジ袋の売り上げが増加している件については、過去記事から想像がつきます。

結局、これまで無料で貰っていたレジ袋は有効活用されていたのです。
有料化によって、レジ袋にいちいちお金を払う苦痛を味わうよりは、ネット通販などで一括でレジ袋を購入したほうが良いという判断です。
レジ袋の購入先が変わっただけですね。
最近100円ショップに行きましたが、レジ袋は売れているようで大型か小型のものしか売ってなかったですね。考えることは同じです。

消費者は今回のレジ袋有料化でマイバッグ購入とレジ袋購入となったわけです。

スーパーなどの小売は、今後消費者の持つマイバッグの容量の範囲で、いかにモノを買ってもらうか、レジ袋を追加で購入してでも商品を買って貰えるような施策を打つ必要がありますね。
ついで買いが減るねこれは。

3. 最後に

今回は、レジ袋有料化で辞退率は増加したけどレジ袋購入も増加した件について考えてみた。
1年後の変化が気になりますね。

それでは ごきげんよう

RSS/feedlyはこちら

follow us in feedly


にほんブログ村読者登録はこちら

あすへん! 〜薙月の明日への変化〜 - にほんブログ村

Twitterアカウントはこちら