「どんなときもWiFi」が2020年10月末に無制限プラン提供終了へ

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ごきげんよう

今回は、「どんなときもWiFi」が2020年10月末に無制限プランを提供終了するので考えてみたい。

1. 「どんなときもWiFi」が無制限プランを提供終了へ

株式会社グッド・ラックは、「どんなときもWiFi」の無制限プランを2020年10月末に提供終了すると発表しています。
合わせて「弊社の無制限データ通信についての考え」として下記のように記載してます。

現時点でキャリアからの特例的な契約がない限り、本当の意味での誰に対してもデータ容量無制限での利用は不可能
クラウドSIMシステムはデータ容量無制限を提供するものではなく場所とキャリアに縛られない通信環境を提供する技術である
無制限でサービス提供をしていくと、想定を遥に上回るテラを超えるお客様もおり、結果上位5%のお客様で総容量の20%を占める状態となり、事業の採算上サービスの継続が困難

代替プランとしてホームルーターとモバイルルーターの2台セットで今までの1台契約時と同程度の金額の特別なプランを考えているとのこと。
特別プランを含む代替プランの詳細に関してはメールおよび電話で案内としています。

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2. わたしが考えたこと

「どんなときもWiFi」が出てから、無制限で通信できるということで話題になっていましたが、行き着くところは決まってます。

私も以前は「b-mobile SIM 高速定額」を使っていましたが、通信速度が遅くなり、解約して大容量プランに移動しました。
現在はWiMAX2+ですね。

一部のヘビーユーザーが帯域を使い続ける状態になるのは使い放題サービスである以上、発生してしまいます。
もっと通信、もっと通信したいという結果がこれです。ただの際限のない欲望です。
ユーザーは、「使い放題でこれだけ通信してやったぜ」みたいな感じでやりたくなるものです。
それがテラバイトになると、もうサービス提供側としては辛くなります。
今回、「上位5%のお客様で総容量の20%を占める状態」とグッド・ラックが言っているのも納得です。強烈な不均衡が発生するのです。
ただ、無制限プランと言った以上、提供しなければなりません。

大手キャリアが音声通話し放題のように無制限のデータ通信を提供しているのなら、MVNOのサービスとしても提供の可能性はあります。
が、大手キャリアの無制限のデータ通信サービスが、MVNOとして提供可能になったとは特に聞いていないですね。

そういうことです。

3. 最後に

今回は、「どんなときもWiFi」が2020年10月末に無制限プランを提供終了するので考えてみた。
今後変わるかもしれませんが、現時点では難しいという状態ですね。

それでは ごきげんよう

source:
【公式】どんなときもWiFi | 通信制限無しモバイルWi-Fiルーター

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