「LINEMO（ラインモ）」はSIMロック解除端末必須へ他社とは違う動きに

ごきげんよう

今回は、「LINEMO（ラインモ）」がSIMロック解除端末必須にしてきた点などを考えてみたい。

1. 「LINEMO（ラインモ）」のキャンペーンと仕様

ソフトバンク株式会社は、「LINEMO（ラインモ）」のキャンペーンとして通話オプションが1年間月額500円割引になる「通話オプション割引キャンペーン」を、2021年3月17日から実施すると発表しています。
加入してから1年間なので、最初から通話オプションに入っていないと1年間割引されません。

また、「LINEMO（ラインモ）」の詳しい仕様が出てきまして、気になるところといえば

・使用する端末がSIMロックがかかっている場合はSIMロック解除が必要
・留守番電話や転送電話、迷惑電話ブロックといった既存のソフトバンクの通話系サービスは提供なし
・ソフトバンクWi-Fiスポットも提供なし
・支払い方法は当初はクレジットカード、口座振替は準備ができ次第、提供開始。
・請求書は郵送だと都度お申し込みが必要で200円税抜/1通。
・気がついたらeSIM対応してた

2. わたしが考えたこと

ソフトバンクのオンライン専用ブランドは「LINEMO（ラインモ）」へ内容の一部改定も

https://asuhen.net/2021/02/22/%e3%82%bd%e3%83%95%e3%83%88%e3%83%90%e3%83%b3%e3%82%af%e3%81%ae%e3%82%aa%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3%e5%b0%82%e7%94%a8%e3%83%96%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%81%af%e3%80%8clinemo%ef%bc%88/

ごきげんよう今回は、ソフトバンクのオンライン専用ブランドが「LINEMO（ラインモ）」に決まったようなので考えてみたい。 1. LI...

asuhen.net（このサイト内）

前回月額2,480円まで行きましたが、次は500円割引のキャンペーンで最初の1年だけ。
最初の1年無料というこれまでのやり方を、繰り返した形。
2000円中盤で音声通話定額付きとなれば、大手キャリアでは一番安い。そして、LINEカウントフリーと。
先に出して最後に調整するのはいつもの通り。
とはいえ、キャンペーンなのでずっとお値段が安いahamoのほうがよい。

また、「LINEMO（ラインモ）」の詳しい仕様については、
SIMロック解除必須や当初クレジットカードのみというのはMVNOであるLINEモバイルのシステムから分離したような仕様と思う。
つまりソフトバンクやワイモバイルの人を含めて、使っている端末のSIMロックを解除した上で移行しないとトラブルになるということ。
なんというかSIMロックという日本で長らく続いた仕様がキャリア自らにデメリットをもたらす日が来ようとは。
今後はSIMロックを無くしていく流れのようなので、こういったことは無くなるかな。

因みに、ahamoもpovoも対応端末にはそれぞれドコモ、auで販売した端末を記載しているので、SIMロックの話は無い。
そのため、対応端末の少なさによって他社よりも自社他ブランドからの移行がメインになるので新たな需要よりも今までよりも収益は落ちるけどユーザーは囲むことができる程度になりそう。
よって、「これなら格安SIM(MVNO)で良いじゃん」になれば流出だし、逆にMVNOからのMNPは限定的になりそうな予感。
対応端末が増えれば変わると思う。

まあ、ユーザー層としてどこを求めているかだよね。