「LINE」の年齢認証に「IIJmio」「mineo」「イオンモバイル」が対応へ

line_age_verification_2021

ごきげんよう

今回は、「LINE」の年齢認証に「IIJmio」「mineo」「イオンモバイル」が対応するので考えてみたい。

1. 「LINE」の年齢認証がMVNOでも可能に

一般社団法人テレコムサービス協会 MVNO委員会(以下、MVNO委員会)とその参加MVNOであるイオンリテール株式会社(イオンモバイル)、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJmio(アイアイジェイミオ))、株式会社オプテージ(mineo(マイネオ))は、LINE株式会社の提供する「LINE」で年齢確認するために必要となる年齢情報通知を開始すると発表しています。
因みに、イオンモバイルでは3月下旬以降に開始予定。

年齢確認の「その他の事業者をご契約の方」から選択していくと認証できます。

2. わたしが考えたこと

これを発表しているのはMVNOやMVNO委員会だけど、ここから先はLINE側に言っていると思ってほしい。
長くMVNOを使っている身として、MVNOにあーだこーだ言う気は一切ない。

line_age_verification_2021

ということで、LINEに言ってみよう。
はっきり言って今更感。


上記は過去にこの件で書いた記事ですが、最近の年齢認証の裏技系記事を見てもSIMカード情報でキャリア判定することは変わらず、とはいえ関係するLINEモバイルは使えるようにするという。
なんの年齢認証よということは変わらない。

LINE年齢認証の共通APIみたなものでも作っておいて、各事業者(MNO/MVNO)に対して申請したらつなぎ込めるみたいな流れでも作っておけばよかったものを。
結局大手の3キャリアだけが年齢認証を始めた2013年頃で大多数を占めていたし、これからもそれは変わらないと思ってしまったということ。
第4のキャリアだって生まれて吸収されてとあったのだから、今後も新しいキャリアが出てくる可能性だってあったはずなのに。
新たな第4のキャリアは生まれないだろう。生まれたとしてもその時対応すれば良いとか3キャリアのユーザーが大多数で他のユーザーは少数だろうと思ってしまったのかな。
それで結果はどうなった。

3キャリア+LINEモバイルに限定していた中でMNOで楽天モバイルが参入して今300万契約だよ。MVNOはMNO含めた契約数のだいたい1割になったはず。
それでそのままMNOの楽天モバイルもLINE年齢認証を使えないままにしとくつもりなのかと。

まあ、ここまで言ったけど今更LINE年齢認証して何するの状態だよね。
基本のコミュニケーションに必須なことではないし、オープンチャット以外にそれっぽい意味のある機能があれば考えるけど。
その時にはMVNOに年齢認証の機能を開放してないと何が起こるかわからない。

3. 最後に

今回は、「LINE」の年齢認証に「IIJmio」「mineo」「イオンモバイル」が対応するので考えてみた。
まあ、LINEもここにそんなにお金かけたくないだろうしなんとも言えない気持ちだろうけど。
結果がこれというね。

まあ、MVNOを利用したいユーザーからすると
「LINEのID検索が出来ないから格安SIMにできない」って思ってた人はこれで出来るので乗り換えのハードルが下がったのでは。
どのくらいの需要があったのか定かではないけど。

それでは ごきげんよう

source:
「イオンモバイル」「IIJmio」「mineo」における「LINE」への年齢情報通知の開始について | IIJについて | IIJ

RSS/feedlyはこちら

follow us in feedly


にほんブログ村読者登録はこちら

あすへん! 〜薙月の明日への変化〜 - にほんブログ村

Twitterアカウントはこちら