イオンモバイルの値下げと60歳以上のユーザー取り込み

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ごきげんよう

今回は、イオンモバイルの値下げと60歳以上のユーザー取り込みについて考えてみたい。

1. 値下げされるイオンモバイル

イオンモバイルは2021年10月1日(金)から音声プランとシェア音声プランの月額基本料金を、一律税込220円値下げすると発表しています。
また、他の情報については

・国内音声通話料が30秒税込11円に(イオンでんわの利用有無に関わらず)
・シェア音声プランの2枚目以降のSIMカード(音声通話)の場合の月額利用料は税込220円に
・「イオンでんわフルかけ放題」月額税込1,650円の提供を2021年内を目途に実施予定
・「イオンでんわ5分かけ放題」「イオンでんわ10分かけ放題」「やさしい10分かけ放題」はそのまま「イオンでんわ」の利用に

※ イオンモバイルの「NTTドコモ回線」をご利用の場合、10月1日から標準の通話アプリをご利用の場合でも、はじめの5分または10分以内の国内通話は無料通話の対象となります。

とのことなので、利用する回線によって異なります。

現在音声通話SIMカードを利用しているユーザーは10月1日から自動的に値下げ後料金が適用されるとのこと。
プラン変更は必要ないです。

また、「やさしいプラン(契約のユーザーが60歳以上限定)」として、
・やさしい音声プランS.(3GB月税込み858円)
・やさしい音声プランM.(6GB月税込み1,188円)
・やさしい音声プランL.(8GB月税込み1,408円)

なので安く見えますが、

※ やさしいプランS./M./L.は、下りの最大通信速度が500kbpsに制限されます。上りの通信速度は通常のプランの通信速度と同じです。

とのことなので通信速度を絞った価格になっています。
大容量を選んでも高速通信は出来ません。

2. わたしが考えたこと

さて、今回のイオンモバイルは適度な値下げですね。
一時期話題になった月800円前後の最安値級のプラン料金には届かないですが、人員コストを考慮すれば良いお値段だと思います。
標準の通話アプリでの通話料金も30秒税込11円になり、価格が抑えられています。折返しで電話すると標準の通話アプリにしがちなのでありがたいですね。
また、「イオンでんわフルかけ放題」という通話時間制限無しのかけ放題も出てくるようなので、扱いやすくなりそうです。
一時期かけ放題は盛り上がりましたが、技術的な問題なのかなかなか難しかったです。最近の音声通話料金の低廉化により少しずつ出てきているようですね。

加えて、以前からある60歳以上限定のプランが家族全員を取り込みに来るプラン内容でなかなかだなと思いました。
下りの最大通信速度が500kbpsに制限されるので「やさしい音声プランS.」で十分でしょうけどかなり安いです。
スマホ本体さえあれば「とりあえず親に持たせておこう」の選択肢に入ります。困ったら聞ける安心感。

まあ、最大通信速度が500kbpsの状態で1GB単位でのチャージが可能にしているあたりはなんとも言えませんね。
通常の高速通信でデータチャージするのとは違うのでご注意を。

3. 最後に

今回は、イオンモバイルの値下げと60歳以上のユーザー取り込みについて考えてみた。
若年層よりも60歳以上あたりのユーザーとその家族あたりがメインターゲットになりそうな気がする。

それでは ごきげんよう

source:
料金改定(値下げ)と新サービスのお知らせ|イオンの格安スマホ・格安SIM【イオンモバイル】

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