大手携帯キャリア(docomo/au/SoftBank)のデータ容量くりこし仕様について比較してみた

geralt / Pixabay

ごきげんよう

皆さんスマートフォンは使っているでしょうか。
使うデータ量って気になりますよね。毎月同じとは限らないです。
MVNOの中には前月の余ったデータ量を全て翌月にくりこせるシステムを持っているところもあります。

そこで今回は大手携帯キャリア(docomo/au/SoftBank)のくりこしシステムについて簡単にまとめてみようと思います。

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1. docomoの場合

ドコモの場合は「カケホーダイ&パケあえる」の「パケットくりこし」で前月データを1GB単位で繰り越し可能。
対象プランはデータMパック(標準)やデータLパック(大容量)など。
ボーナス特典で貰ったデータ量は対象外です。

1GB単位なので残り5.9GBとかだと5GBしか繰り越しできないので0.9GB分がなんとも勿体無い状態になります。

2. SoftBankの場合

ソフトバンクの場合は、「データくりこし」というもので前月データを100MB単位で繰り越し可能。
対応プランはデータ定額パックの「標準」以上に限定されています。
ボーナス特典で貰ったデータ量は対象外です。

くりこし分は、設定データ量上限超過時に利用可能です。

ということなので、その月のデータ量を使いきらないと使えないようです。
繰り越せない数十MBが勿体無いかどうかとそもそも上記の制限があります。

3. auの場合

auの場合は、データ定額5GB以上か「LTEフラット for〜」のプランと「データチャージ」に加入していれば自動的に「データくりこし」が適用されます。
前月データを1バイト単位で全て繰り越しするので全て繰り越されると思って大丈夫です。
ボーナスで取得したデータ量やデータチャージなどのデータ量は対象外です。

家族間で分け合えるデータギフトも組み合わせられて、繰り越し対象にもなるようです。

意外と良さそうに見えますが、他社よりも後に出したからこそのプラン内容です。

4. 最後に

今回は大手携帯キャリアのデータ量繰り越しについて簡単にまとめてみました。
それぞれ対象のプランや繰り越し可能なデータ。使用方法は決まっているのでご注意ください。

繰り越しが使えるようになると毎月のデータ使用量が安定しないので「もっと欲しい」となりかねない点が心配です。
どのキャリアも追加でデータ量を購入出来るようにしていますし、そのサービス加入を必須としているところもあります。
外出先で使いすぎて、速度制限後の通信速度に嫌気が差してデータ量を買ってしまうというのはありそうです。
現在どのくらいのデータ量が残っているのかが確認できれば計画的に使えそうですね。

あとは、そもそも繰り越さないように自分の1ヵ月で使う量を確認して更に下のプランに移動するとかでしょうか。
そもそもデータの繰り越しが不可になる可能性もありますが、使い切れずに繰り越しになったデータを無理に消化させるならプラン見直しが必要です。

モバイルデータ通信よりもWi-Fi環境が増えてきている昨今では、無理にスマートフォンのデータ量を確保する必要は無いかもしれません。
プランを下げて、変わりに自宅のインターネット回線を光にするなどバランスをとったほうが良さそうです。

各自で仕様をよく確認して活用しましょう。

それでは ごきげんよう

source:
パケットくりこし | 料金・割引 | ドコモビジネスオンライン | NTTドコモ

データくりこし | オプション・割引 | 料金・割引 | モバイル | ソフトバンク

余ったデータ容量を翌月も使える! auの「データくりこし」提供開始 | 2015年 | KDDI株式会社

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