「親と高校生のスマートフォン利用に関する意識調査」にみる親と子どものスマホ関係

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ごきげんよう

今回は、「親と高校生のスマートフォン利用に関する意識調査」にみる親と子どものスマホ関係について考えてみる。

1. 親と高校生のスマートフォン利用に関する意識調査とは

MMD研究所が2018年1月12日~1月18日に、中高生の子どもにまだ携帯電話を持たせていない親1,003人と、スマートフォンを所有している高校生1,040人を対象に実施した調査です。

調査結果サマリーでは、

■64.9%の親が「子どもにスマホを持たせる際、心配」、高校生の74.7%が「使い方に気を付けている」と回答
気を付けていることは、「SNSやメールで怪しいリンクは開かない/ SNS上で顔出しや個人情報を明かさない」
■約3割の親が「子どもよりもスマホを使いこなせていない」、高校生は約9割が「親よりも使いこなせている」と回答
■高校生の約7割が「スマートフォンのデータ容量を節約」、高校生の8割が「通信速度制限に掛かったら困る」
■高校生のスマホの重要度、10段階中10がトップ
理由は、「スケジュールや教室の場所など生活のほとんどがスマホに支えられているから」
「スマホは日常生活に欠かせない便利なものだから」「生活が豊かになるから」など

といったものが出ています。

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2. わたしが考えたこと

64.9%の親が子どもにスマートフォンを持たせることに対して「心配」ということで、便利なモノとはいえ、ここまで普及し子どもから「友だちも持っているから自分も欲しい」という状況となれば心配だけど使わせるというのが現状でしょう。

LINEの調査結果でも若年層ほどメインデバイスとしての「スマホ」利用率が高まり、10代では「スマホのみ」7割ということなので、必需品という状態。
ただし、必需品の10代に対して、親はガラケーとスマホの混在が現状ですね。
なので親自身が使いこなせていなかったりすると、子どもにスマホを持たせるのには不安になるものです。
実際に約3割の親が世間一般の子どもよりスマホを使いこなせていないという結果が出ているので、使いこなせたら「どう使えば安心できるか」というのが見えてきそうですね。
人間はよくわからないものに対して不安になりますから、親はどういったものかを理解する必要ありです。

対して、高校生は約9割が「親よりも使いこなせている」という事なので、スマホをこれから持たせようという親の不安よりも既に持たせている親の不安のほうが大きいと思われます。
「使いこなせている」という自信が親でも対処できない何かを発生させてしまわないか心配ですね。
ここは謙虚にいきましょう。

高校生の約7割が「スマートフォンのデータ容量を節約」や高校生の8割が「通信速度制限に掛かったら困る」とありますが、最近はYouTubeやAbemaTV、Instagramといったものがあるのでそういったものを外出先で見るとみるみる通信データ容量が減りますね。
みんなWi-Fiスポットを探して使いましょう。

因みに1-3GBのプランを使っている人が普段から我慢、節約している割合が8割。ストレスを溜めながらスマホ利用というのはつらい。
だけど、プランを上げると料金が上がってしまうというなんとも言えない状態みたいです。
ここ、MVNO通信サービスが入り込めないですかね。

高校生もスマホが必需品になってきているのかなと思います。
ただ、スマホを使いすぎて電話するという基本機能を阻害しないか心配ですね。
電池なくて電話できないとか残念ですから。そこは注意です。

3. 最後に

今回は、「親と高校生のスマートフォン利用に関する意識調査」にみる親と子どものスマホ関係について考えてみました。
親よりもスマホを使いこなす子どもたち。さて、親子のコミュニケーションの大切さを感じます。

それでは ごきげんよう

source:
2013年1月25日 – 20180126-MMD-PRESS_RELEASE.pdf

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