ごきげんよう
今回は沖縄の産業支援センターで行われた初瀬勇輔氏の講演会に行ってきました。
正式なタイトルは「視覚障害を乗り越えパラリンピック出場の起業家が語る 初瀬勇輔氏 講演会 ~迷った時にこそ必要な行動するチカラ~」となります。
1. 初瀬勇輔氏とは
今回の講演会ページから抜粋すると。
初瀬氏は、弁護士を目指していた大学在学中に緑内障を患い、視覚障害者となりました。
視覚障害者柔道の存在を知り、大会出場を決意すると、考え方にも変化があらわれました。
初瀬勇輔氏 講演会 〜迷ったときにこそ必要な 行動するチカラ〜
緑内障により目が見えにくくなりながらも、もともとやっていた柔道を起点にピンチをチャンスに変え、様々な結果を残しています。
重量のクラスに変動はありますが全日本視覚障害者柔道大会で直近9回優勝しています。
また、2008年の北京パラリンピックにも出場されていますし、アジアパラ競技大会でも金メダルをとっています。
直近では障害者雇用のコンサルティング会社(ユニバーサルスタイル)も設立して視覚障害者を含め障害者の雇用を支援しています。
失明を乗り越え、パラリンピック目指す起業家 | 新世代リーダー50人 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
2. 産業支援センターでちょっと迷う
初の産業支援センター。ゆいレールからも意外と遠く、到着するまでに時間を要した。
また、正面から入ると「最初から2階」というトラップがあり、今どこに居るかを施設案内図を用いて確認することは大切だなと思いました。
駐車場側から入ると1階になるのでそれを基準にしているのかもしれません。
今回は101の前半分を使って講演会は行われました。
3. 講演会はジョークの混じった内容だった
主催者挨拶でスキルアップ勉強会の高良さん。来賓として沖縄県視覚障害者福祉協会の会長のお言葉を頂いた上で始まります。
因みに、話をする初瀬氏は目が見えにくいので参加者とのやりとりは挙手ではなく拍手で行います。
初瀬氏の生い立ちから、緑内障を患った前とその後どうなったのかを話していきます。
ちょこちょことジョークを挟んでいきます。
緑内障によって目が見えにくくなって絶望的な気持ちになりながらも周りの人の言葉で柔道をやりたいと思って再度やってみて、初めて次に一歩進められたと言っていました。
とにかく行動、とにかくチャレンジ
話の中ではパラリンピックや実際の柔道の視覚障害者柔道の映像も観ることができました。
文字は読めないが音声は聴けるので、音声書籍で情報を得たり、iPhoneもVoiceOverを用いて使っているそうです。
VoiceOver(ボイスオーバー)を使用した全盲者でも使えるスマートフォンの簡易マニュアル | SPAN
4. 最後に
今回は初瀬勇輔氏の講演会に行ってきました。
ジョークを混ぜた話の展開。ピンチをチャンスに変えて行動することの大切さ。
「とりあえずやってみよう」という考え方もやはり必要だなと思うお話でした。
それでは ごきげんよう
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初瀬勇輔氏 講演会 〜迷ったときにこそ必要な 行動するチカラ〜