渋谷マルイの「I.G ストア」で2つのタチコマを見たときに感じたこと

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ごきげんよう

今回は渋谷マルイの「I.G ストア」で2つのタチコマを見てきたので感じたことをまとめておく。

1. タチコマとは

タチコマとは「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」と呼ばれるアニメの中で登場する多脚戦車。
青色の見た目がタチコマと呼ばれる。声優は玉川紗己子さん。
上記アニメ及び続編に出ている。
足による歩行もしくはタイヤによる走行が可能。後部のポッドには人間も乗れる形になっている。

今回はこの機体を2つのグループ(片方は企業1社かもしれないが分かりやすくこのように記す)がそれぞれ作っているため今回「I.G ストア」にて見てきた。

2. 1/2サイズのタチコマ

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1つめのグループ。
こちらは「攻殻機動隊 S.A.C. 1/2サイズ タチコマ リアライズプロジェクト」というプロジェクトから出てきた機体。
制作には企業、大学の研究開発者や製作委員会等が関わっているようで1/2の大きさがひと目を引く。

また、接客サービスとして、ユーザーが予約購入をしておいた商品をタチコマが運んで渡してくれる。
実際にこの日もちょうどタイミングが良かったためか事前に予約購入、時間指定をしていたユーザーを見ることができた。
フィールド真下の黒い線をベースにタイヤ走行する。
移動中は喋るか歌うかしつつタチコマは商品をスタッフから受取、ユーザーへ手渡すもの。
その後は記念撮影ができる。ユーザーが嬉しそうに写真を撮っていた。

ただし、現状では黒い線からはみ出ないようにとタイヤが横滑りする様が見られた。
大きいため駆動部分は進化させていく必要が有るなと思う。
特に足による歩行があってこそのタチコマ。まだまだ道半ば。

気になるのはケーブルがタチコマと繋がっていることである。
無線技術もある現代、ユーザーがケーブルで繋がったタチコマを見たいとは思えない
電力供給面であると思うが、機体そのものが大きいので大きめの電池駆動にするなど対策が出来ても良かった。
まさか、ケーブルでタチコマを操作しているわけではあるまい。
たった一本の黒いケーブルでユーザーが現実に引き戻されないか心配である。

因みにもっとも気になる点は機体から1メートル近く離れたスタッフが発する言葉を見事に理解してタチコマが反応した点である。

3. 1/8サイズのタチコマ

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2つめのグループ。
こちらは株式会社Cerevoが作るタチコマ。
先程の1/2サイズに比べて1/8サイズは手に持てるサイズになっており、AIBOのようなエンターテイメントロボットとして実用的に使えそうな見た目をしている。
因みに、ストアでは1/2サイズ同様に機体に触れてはいけないと注意書きがある。

機体は2017年春頃発売予定で、こちらは現在作っているプロトタイプとなる。

腕の動きは大きくは無いが動いている感があった。
スマホアプリによるカメラやタイヤ走行も可能なようだ。

また、注目すべきは音声認識・音声合成によるタチコマとの会話が出来ること。
天気を聞くと答えてくれた。試した時は週末にかなり寒いタイミングだったため、最低気温がマイナス値だったがタチコマは言ってくれた。
機体にマイクがあり、音声認識をしているが雑音により上手くいかない場合もある。
歌ってと言ったら勿論あの歌も歌ってくれた。
1/8サイズは身近なタチコマだなと思う。

因みに1/2サイズのようにケーブルで何処かに繋がってはいない。
単体で電池駆動の模様。勿論無線で何処かに繋がっているらしい。
色々要望が出そうな出来だが、アニメ作品の機体だからこそ、最近のコミュニケーションロボットよりも人々に受け入れられやすいなと思う。

4. 最後に

今回は渋谷マルイの「I.G ストア」で2つのタチコマを見てきたので感じたことをまとめてみた。
1つはは巨大でインパクトのある機体、もう1つは春頃発売を目指して小型でも作り込んでいる機体。
私なら身近に居るタチコマが欲しいかな。

それでは ごきげんよう

source:
I.Gストア

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