ごきげんよう
皆さんは普段どんな端末でネットを使ってますか。
スマホでしょうか、タブレットでしょうか、PCでしょうか。それともガラケーですか。
私はFeedly(フィードリーダー)を活用してネットの記事を見る時はスマホかタブレット。
ブログを書く時はPC。
買い物をする時はタブレットメインで、移動時はスマホといった使い分けをしてます。
ネット上にあるコンテンツ(記事や動画や写真など)を見るならスマホやタブレットで十分です。
むしろ、PCを使っていると持ち運びしにくくて面倒ですよね。
そんな中、LINE株式会社は2年前から半期に一度実施しているインターネットの利用環境に関する調査の結果を公表しています。
調査は2017年4月に全国の15~59歳の男女で合計759サンプル。調査員による個別訪問により調査したようです。
それによると、
・ 日常的な*インターネットの利用環境は「スマホのみ」が最多、「スマホとPC」併用者を上回る
・ 若年層ほどメインデバイスとしての「スマホ」利用率が高まり、10代では「スマホのみ」が7割にも達する
・ 「スマホ」の利用率は30代以下では9割超、40代でも9割弱が利用。10代の「PC」利用率は25%に留まる
*週1回以上の利用(職場や学校での利用も含む)
ネット利用環境はスマホのみが最多で、特に若年層になるほどスマホ利用率が高いです。
10代の7割がスマホのみを使用しているということなのでその人達はPCを持っていないと言えますね。
PCを持っていて一週間に一度もネットを使ったことが無いというのはレアです。持っていても使っていないなら持っていないのと同じでしょう。
スマホの利用率は40代以下で9割前後。50代でも6割強。これもスマホが多くの世代に浸透していると見えますね。
利用率が高いデバイスは、スマホ、PC、タブレット、ガラケーの順。
思ったほどタブレットが使われていないのはスマホで事足りるからということとスマホとPCの中間なので使いみちが限定されているからだと考えられます。
タブレットで読書はするけどネットはしないといった方も中には居るでしょう。
現在はPCを使わなくてもスマホのアプリを使うことで撮った写真や動画を加工してInstagramやLINEなどのメッセージアプリ、TwitterやFacebookなどのSNSに投稿できます。
スマホの高性能化によるこれらの流れは今後も続くでしょう。
文章を入力するよりも写真や動画を撮ってアップロードする。SNSで文字の代わりにスタンプを投稿する。
文字を打つという事から徐々に他の表現方法にシフトしていると言えます。
最近良く言われるPCが使えない若者というのはスマホに慣れたが故にPCを触ってこなかった人たちが増えているということです。
今回の調査結果により、10代の7割がスマホのみを使用しているとなれば、現在巷で話題になっている人工知能(AI)やIoTといったIT系の業界に流入する人材が今後少なくなっていくのではないかと懸念しています。
勿論、IT系だけではなく機械や電子機器分野も同様です。家電メーカーとか設計やシュミレーションをするならPCがないとやっていられないでしょう。
コンテンツを消費するだけならPCは不要です。
YouTuberが人気なのもスマホやタブレットで手軽に見られるからです。ネットに繋いで動画再生するだけですから。
Instagramなどのコンテンツをアップロードするサービスも結局はコンテンツ消費と言えます。
誰かに見てもらうためにアップロードし、「いいね」等を貰って承認欲求を満たす。
誰かがアップロードしたコンテンツを別の誰かが消費する。それを繰り返しているだけです。
最近は企業への販売を行う企業も出てきていますがほんの一握りですね。
ほんとにこれで良いんでしょうかね?
サービス提供者側としては市場が拡大するので良いのでしょう。
多くのスマホユーザーに受け入れられるサービスを作れれば儲ける事ができますね。YouTuberみたいに。
それでは ごきげんよう
source:
【LINE】〈調査報告〉インターネットの利用環境 定点調査(2017年上期) | LINE Corporation | ニュース