ごきげんよう
今回は、モバイル社会研究所(NTTドコモ内部組織)が出したシニア調査(シニアのICT利活用生活の検討No.15)について考えたことをまとめておく。
1. シニアのICT利活用生活の検討No.15
モバイル社会研究所(NTTドコモ内部組織)が実施した調査。
2018年1月に3回目(2015年・2017年実施)を実施している。
調査の結果は、以下の通り
60代でスマホ保有が56%、フィーチャーフォンを逆転
60代は男女ともスマホ&パソコンが多数派
70代、男性はばらける、女性はフィーチャーフォンが主流
今までフィーチャーフォン優勢と思われた世代が徐々にスマホに切り替わってきている。
2. わたしが考えたこと
調査結果はあるのでなんでこうなったか考えてみると、1つは60代という年代がポイントになりそう。
60代というともし子どもが居ればその子どもたちも30代ごろ。
よってもしかしたら孫も居る頃だろうか。
親子で気軽に連絡を取り合うにはLINEのような無料メッセージアプリが使いやすい。
そうなればこれまでのフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)よりも子どもが親にスマホを持たせるという事はあると思う。
今や格安スマホなどと言われLTE通信のMVNO通信サービスが様々な企業から提供されている。
ここまでくれば端末代は別にして月千円程度でスマホを持てて家のネットを駆使しつつ家族で連絡を取り合うという事ができる。
もちろん大手キャリアの家族割引によるスマホ持ちの可能性もあるので何とも言えないが。
そうなればフィーチャーフォンよりもスマホ保有が増えているのは納得の状態。
綺麗に写真が撮れて、SNSを駆使するアクティブなシニア層が増えていると思われる。
余暇を楽しむこの層から上手くお金を引き出すのも今後のビジネスでは重要となりそうだ。
また、60代は男女ともスマホ&パソコンが多数派とのことで、ネットを駆使して楽しく過ごしているということだろうか。
趣味の時間もとれるのでそういうことかと思う。
70代になると60代ほどのスマホ保有の割合ではないですが、数年で徐々に増加傾向となるでしょう。
なんたって60代はいつか70代。スマホを使えない状態にならなければ引き続き使っているでしょう。
ということはネット上の終活も今後大切になってきますね。
この辺りは新たなサービスとして考えられそうです。
3. 最後に
今回は、モバイル社会研究所(NTTドコモ内部組織)が出したシニア調査(シニアのICT利活用生活の検討No.15)について考えたことをまとめておきました。
60代でもスマホ保有率が上がっていますし、どこかの記事でアプリを作る方も居ますので今までとは変わっていきますね。
それでは ごきげんよう
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アクティブシニアのICT利活用生活の検討No.15|調査・研究|モバイル社会研究所