ごきげんよう
今回は、夢追う人を食わせるアプリ「mitsugy/ミツギー」が出たらしいので調べてみた。
もちろん、執筆時点の情報をもとに記載しています。
1. 「mitsugy/ミツギー」とは
夢追う人を食わせるアプリだそう。
初月無料かつ手数料無料で支援者から毎月継続的な支援を受けることができるものです。
「支援者から」なので、「支援を受ける側」がまず使うサービスです。
2. わたしが考えたこと
支援を受ける側はお金の心配をせず、活動してほしいというクラウドファンディング的なものですね。
パトロン的なものでしょうか。
プレスリリースはすごく感情に訴えてくるものですね。
夢追う人を支援したい。
グッときますね。
それで、公式サイトを見てみたわけですよ。
支援する対象ユーザー一覧が見れます。
よくある質問を見てみると、「「支援」を受ける方法は?」のところに、
「ログイン>右上のアイコン>アカウント設定」から「支援される」(初月無料 月額3,000円 税別)を選択し、クレジットカードと銀行口座を登録してください。
支援を受ける側はてっきり銀行口座を登録するだけかなと思いましたが、クレジットカードの登録も必要なようです。
「「支援」をする方法は?」のところには、
「ログイン>右上のアイコン>アカウント設定」からクレジットカード情報を登録し、支援先のユーザーページを開いて金額を入力し支援します。「支援される」を開始していないユーザーは「準備中」と表示され、支援することはできません。
支援はクレジットカード限定ですね。
そして、支援を受ける側も月額3,000円が必要なようです。初月無料で。
source:
よくある質問 | mitsugy / ミツギー – 夢追う人を食わせるアプリ
なので、ある程度支援してくれる人が集まって、月3,000円以上を支援してもらえないと、このサービスで支援してもらうのは厳しいかなと思います。
いや、月3,000円をちょっと超えた段階ではほとんど支援にならないです。
この月額の費用を手数料として他のクラウンドファンディングと同様の支援を考えれば、クラウンドファンディングの手数料は5%~20%なので、月15,000円程度の支援を受けないといけませんね。
熱狂的なファンが付けば大丈夫でしょうか。
それ以上の支援を受けられれば大丈夫でしょう。
月3,000円未満しか支援を受けられないなら、このサービス運営会社を支援するような形になります。
支援者が「夢追う人を食わせる」と思っていたら、夢追う人が「サービス運営会社を食わせる」みたいな構造にならないよう注意して欲しいですね。
お金の無いアーティストを支援したいと思うなら、支援金額に合わせて一定の手数料をとるクラウンドファンディングと同じ手法のほうが良いと思いますね。
そんなに手数料を取りたくないというのなら、月の手数料上限でもつけるのはどうでしょうか。
月間の支援金総額に対し、10%を手数料の対象とするが、指定の手数料上限を最大とする。
まあ、もっと良い言い回しはありそうだけど。言いたいことはこんなこと。
あと、何かに引っかかってないかはわからん。
見せ方の問題になってきたね。
今後に期待しよう。
3. 最後に
今回は、夢追う人を食わせるアプリ「mitsugy/ミツギー」が出たらしいので調べてみました。
支援する人の気持ちをどう扱うか、支援される人の気持ちをどう扱うか。
それでは ごきげんよう
source:
■ 夢追う人を食わせるアプリ ■ 「mitsugy/ミツギー」リリース『初月無料、手数料無料』で 毎月継続支援 が受けられる|株式会社情景のプレスリリース