ごきげんよう
今回は、QRコード付き乗車券対応のリーダーで交通系の改札は変わるか考えてみたい。
1. QRコード付き乗車券対応の新しいQRコードリーダー
株式会社デンソーウェーブとJR東日本メカトロニクス株式会社は共同で、QRコード付き乗車券への対応を可能にした新しいQRコードリーダーを開発したと発表しています。これは駅の自動改札機などで使えるもの。
QRコードリーダーの「読み取り速度向上」と「読み取り範囲拡大」を目的に研究開発をしてきたところ、従来製品に比べて読み取り速度約1.5倍、読み取り範囲を約2倍に出来たとのこと。
また、スマホのディスプレイに表示させたQRコードでも紙に印刷のQRコードと同等の読み取り速度で処理を行うことが可能に。
リーダーは、通常のQRコードに加えて、公開・非公開情報を一つのQRコードに格納したSQRCにも対応しているとのこと。
2. わたしが考えたこと
別途ニュースにも流れていたJR東日本の「タッチしやすい自動改札機」の実証試験がQRコードなのでそういうことです。
沢山の人が短時間に通過するような自動改札では、そもそもQRコードの読み取りミスも発生しやすいと思うので現状のFeliCaでも良いと思います。
ただ、現在QRコードを採用している沖縄都市モノレール「ゆいレール」などはもしかしたら紙だけじゃなくてスマホにQRコードを表示させるシステムを採用すれば利便性に繋がると思います。
海外からの旅行者でもスマホでQRコード付き乗車券を発行して使用できるとなればいちいち切符を買ったりする必要が無くなります。
なので、既存のFeliCaとQRコードのシステムは共存していくのかなと思います。
それよりも交通系以外の例えば社員証をデジタル化してQRコードにするとかが良さそうな。
社員証をゲートにかざして入るスタイルが標準ですが、読み取り速度や範囲が広がれば代わりにQRコードでも良さそうです。
その場合はSQRCを使って、社員用アプリでQRコードを生成するって感じでしょうか。
通り抜けたいその場所にQRコードリーダーが設置される日が来るかも知れません。
3. 最後に
今回は、QRコード付き乗車券対応のリーダーで交通系の改札は変わるか考えてみた。
交通系を中心に他のところでも使えそう。
それでは ごきげんよう
source:
交通系業界最速!QRコード付き乗車券に対応した 新しいQRコードリーダーを開発|お知らせ|デンソーウェーブ